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ひたすら木と向き合い、削る。スプーンカービングを始めたスタイリスト・本間良二

休日の過ごし方は、働き方と同じくらい重要。楽器にスポーツ、アウトドア。かつて習っていたもの、興味はあってもなかなか手が出なかったものも。心身を癒やし、毎日の活力をくれる“パートナー”のような趣味を。

photo: Masayuki Nakaya / text: Chisa Nishinoiri

年輪をじっくり観察し、出来上がりを想像して、ひたすら木と向き合い、削る。カービングナイフで木を削って作るスプーンカービング。

はじめてまだ半年くらいだけど、これまでに30本は彫ったかな。無心で木と戯れる時間が、とても心地よいんです。2018年から山小屋暮らしをはじめて、すっかり木工の虜。

桜の木、ヒバ スプーン
桜の木やヒバなど敷地内の山の木で作った本間さんの手彫りスプーン。

今のところは木工のための道具をイチから制作している段階。例えば、木の皮を削るシェービングホースや、手斧の作業台のチョッピングブロック、足踏み式の木工旋盤スプリング・ポール・レーなどなど。

まだ本編がはじまっていないんだけど、とても楽しくやっています。

スタイリスト・本間良二