湯田中温泉
湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代の5つの地区からなる湯田中温泉郷。家族経営の小さな旅館から近代的ホテルまで多様。湯田中駅は長野電鉄長野線の終着駅。駅近でも日帰り入浴可。
寿司〈いさみ鮨〉
食堂〈食堂 よろしき日〉
今週の定食から。メインはジャガイモ、タマネギ、ちくわのチリ玉炒め。サラダはタマネギとニンジンのドレッシングで。小鉢は大根とニンジンのきんぴら、サツマイモとクリームチーズと粒マスタードのポテトサラダ、白菜とリンゴとジャンボシメジのゆずこしょう味噌和え。デザート付きで1,430円。 
「野菜でおなかいっぱいになってもらいたい」という京都生まれの料理人・藤田紀世さんと、普段はサービス＆ドリンク担当だが、29日の肉の日だけは肉料理を担当するという寛さん夫妻が営む食堂。湯田中駅から徒歩2～3分という好立地。 
野沢温泉で知り合ったという店主の藤田寛さんと紀世さん夫妻。店名は、夫婦の名前のアナグラムから。軽い気持ちで始めた、野沢温泉でのスノボ＆仲居生活が気がつけば14年。いつかはおばんざいが並ぶスタイルの店をやりたいと思っていたそうだが、その第一歩として、妹夫婦が移住した山ノ内町にやってきた。 
定食だけでなくおでんや肉吸い豆腐など酒のツマミにもなるおかずや、カレー丼、野菜と挽き肉のスタミナ丼など、そそられるものばかり。ご飯をよそう手作り茶碗を選ぶスタイルも楽しい。
限定5食のおでん定食は1,320円（写真はおでんのみ）。卵、大根、生キクラゲ、トマト、自家製紅ます団子2種、よせ揚げ。4種の薬味添え。
手作りぎょうざ（3個入り）550円。味噌だれで。
ブルーパブ・日帰り温泉付き客室〈YUDANAKA BREWERY COMPLEX U〉
湯田中温泉の老舗旅館〈あぶらや燈千〉の3代目・湯本孝之さんが2022年、体験型複合施設〈YUDANAKA BREWERY COMPLEX U〉を開業。1階はクラフトビール醸造所＆ビアカフェレストランなど。 
2階には日帰り温泉露天風呂付き客室も。ビールは発売してすぐにいくつもの賞を受賞。「白の森」という受賞作の一杯は中1,080円。YUAGARI ALE中770円～。信州牛のバーガーやカレーも人気。
渋温泉
昔ながらの温泉街といった、渋温泉の街並み。浴衣姿でカラコロと下駄の音を響かせながら、鍵を持って9つある外湯巡りを楽しむ外国人客も多々。タイムスリップしたようで、いやぁしびれる。
レストラン〈渋温泉食堂 gonki〉
店主・岸田陽一シェフはフランス・アルザスで修業。帰国後、軽井沢を経て渋へ。マダムの里佳子さんもまた、アルザスで修業した料理人だ。ここでいただけるのは、アルザスの郷土料理を踏まえた上質な家庭料理。「空が高く、山が近く、身近に天然の素材が豊富にある。そんな環境がアルザスに似ています」とシェフ。近くには、志賀高原トラウトやイワナなどの養魚場やフランス鴨や信州黄金シャモの処理場もある。40種ものリンゴを栽培している農家もある。一歩山に入れば、時季によるが、根曲がり竹一色とかキノコ一色になったりする。食材の宝庫だ。 
ブーダン ノワールのスープ。豚の血のソーセージを使ったアルザス風のスープ。元気が出そう。 
カジカのだしで炊いた大麦とマイタケ、サケの白子。シェフの最初の修業先の米料理へのオマージュでもある。生ハム添え。 
タルトタタン、黒文字のアイス添え。コース1人8,800円〜。2人から。
前菜盛り合わせ。イノシシのリエット、信州フランス鴨の首のファルシ、サゴシのフリット・柿とナスのシェリービネガーマリネ、豚耳のフロマージュと前坂大根入りのグリピッシュ・根曲がり竹のピクルスの4種。 
牛サーロインのポワレ、ジャガイモとピーマンの鹿のチョリソー風味。 
イワナの燻製とシュークルート、白ワインソース。白く仕上がるシュークルート用のキャベツはマダムの実家で栽培。
レストラン〈THE FARMHOUSE〉
居酒屋〈居酒屋 しぶ〉
純喫茶〈純喫茶 信濃路〉
酒店・ギャラリー〈ギャラリー玉村本店〉
銘酒「縁歖」を擁する1805年創業の老舗酒蔵が、変革を遂げることになったのは、8代目が東京生活を離れ、2003年に地元に戻ってからのこと。スキー客も観光客も酒の消費も落ち込む中、思いついたのがビールだった。ホップの効いた食事に合うビールを造ろう。造ってみたら、「いきなり、おいしかった」。志賀高原ビールの誕生である。 
1階のバーカウンターでは、志賀高原ビールの樽生ビールをタップで提供。日替わりでテイクアウトのみだが、嬉しいサービスだ。 
左から、志賀高原ビールの「志賀高原ペールエール」330ml 389円、「清酒 縁歖 自家栽培米 美山錦 純米吟醸」720ml 1,650円、人気の「山伏壱saison one」750ml 1,257円。 
イチローズモルトの木樽で熟成させたビールはどれも大人気。売り切れ続出中。 
2006年頃からはホップの栽培にも取り組み、ホップは手摘みで収穫。この地に根ざしたビールを追求している。酒米の栽培も始め、「農に関わりつつ、酒を通じて地域の魅力を発信できたら」と進化中だ。毎年3月には音楽とビールを楽しむ、SNOW MONKEY BEER LIVEを開催し、国内外から観客を集めている。 
稼働中のビール工房。佐藤社長自ら入念なチェックを欠かさない。 
本日の樽生ビールはフレッシュホップIPA。こちらはレギュラー700円。
ビアバー〈かどや〉
大正時代から続く旅館〈かどや〉温泉街側1階の立ち飲み〈渋温泉BARかどや〉。 
樽生ビール700円～、地元のリンゴのサワー750円～。おでんもあり。
外湯〈渋大湯〉
地元の人も入る渋温泉の外湯巡りは全部で9つ。 
宿泊者のみの特権だが、9番湯の渋大湯は日帰り温泉可能。
宿〈金具屋〉
宿〈古久屋〉
卓球〈歌恋会館〉
公苑〈地獄谷野猿公苑〉
