貴重な火入れの様子
フィンランド人が愛するサウナ
〈ラヤポルティサウナ〉はタンペレ市のピスパラ地区に1906年に開業した、フィンランド現存最古の公衆サウナ。毎日のようにローカルの人たちが訪れ、楽しそうにお喋りしている、街のコミュニティの重要な施設だ。どこか日本の銭湯に似ているともいえる懐かしさが感じられるのも魅力のひとつ。
サウナ好きであれば、フィンランドにサウナ旅をする際に、必ず行きたい場所リストに入れる施設だろう。〈ラヤポルティサウナ〉に行くためだけに、わざわざヘルシンキ市から2時間かけてタンペレ市を訪問するサウナーも多い。
今回、そんな歴史的な〈ラヤポルティサウナ〉の取材の許可がおりた。それも特別に、普段は公開していない火入れのタイミングから撮影できるというのだ。普段はお目にかかれない〈ラヤポルティサウナ〉の隅から隅まで収めた写真の数々をぜひ眺めて楽しんでもらいたい。