Eat

Eat

食べる

愛され続ける老舗の味7軒!札幌グルメのアドレス帳 Vol.7

札幌は言わずと知れたグルメの街。滞在中の食事機会は貴重で、店選びに失敗は許されない。悲劇回避のために、札幌の食通にリサーチし、地元のスタッフが調査した食のアドレス帳。シチュエーション別に、ぜひ活用を!

Photo: Ryo Ohkawara, Koichi Ono, Ryoichi Kawajiri, Yuta Kihara, Takuma Kunieda, Keigo Sadahisa, Mihoko Tsujita, Ryosuke Dewa, Hajime Nohara, Yujiro Yamanouchi, Yusuke Yarimizu / Text: Yumi Inoue, Tomoyuki Uchiyama, Masashi Osaka, Maiko Kasai, Naoto Kashiwazaki, Yasuhiro Kawamoto, Gentaro Kodama, Miwa Sasaki, Tamaki Sugaya, Hitomi Seki, Katsuaki Takasaki, Saori Fuse, Tomoko Yahata, Yuki Yamahira / Edit: Katsuaki Takasaki, Miwa Sasaki, Gentaro Kodama, Hitomi Seki

札幌で愛され続ける店には、長く残る理由がある。古さは、旨さの証し、歴史に磨かれた味と雰囲気を確かめたい。

串かつ「千里」(南3条)

3代続く古き良き大衆酒場の名物串かつ。

昭和30(1955)年の創業以来、変わらぬ佇まいでビルの谷間に立つ店。ほとんどのお客さんが注文する看板メニューは、札幌では数少ない串かつだ。出来たてをいただく前に、まずはふわっと立ち上る豚肉の香りを堪能あれ。さっくり揚がった一本は、実に軽やかな味わい!

カリー軒(月寒)

肉汁とともに懐かしさがあふれ出る。

合い挽き肉の配合にこだわった手ごねハンバーグはナイフを軽く入れるだけで肉汁があふれ出るほどふくよかでジューシー。上にかかる秘伝のソースと付け合わせのスパゲッティのイタリアンソースが程よく絡むことでおいしさはいっそう広がる。サラダのマヨネーズも毎日手作り。

居酒商 古典家(すすきの)

地元客に愛され明け方まで賑わう人気店。

創業以来、7回の改装を重ねて席を増やしてきた繁盛店。メニューが多く、0次会から4〜5次会まで楽しめる。道産をウリにせずとも、お品書きには季節の魚介や郷土料理が自然に並ぶ。名物の自家製コーヒー焼酎は、瓶に目盛りが貼られ、1目盛り¥110で提供するお得な飲み物。

やき鳥 金富士酒場(すすきの)

すすきのの歴史を知る安くて旨い店。

1人¥2,000あれば飲んで食べて、お腹も心も満たせる大衆居酒屋。何でも自前で仕込むことで徹底的にコストカット。自慢の焼き鳥は火力の違う2種類の焼き台を使い外はカリッと中はふんわりジューシーに焼き上げる。安いが決して手を抜かないのが、激戦区でも長生きの理由。

中華料理 香州(南3条)

地元民の愛が止まらない町中華の雄。

地元民が愛してやまず、来年で創業63年。間口は小さいが中は100席超の店内は連日連夜大賑わい。町中華と侮るなかれ、老若男女を問わず長年通い続ける常連が多いのは変わらぬ味の証し。ガツンとランチから餃子でビール、回転卓の大宴会まで、いつでも大満足間違いなし。

第三モッキリセンター(創成川東)

老若男女が集う、飲ん兵衛の聖地。

昭和元(1926)年創業、96年目を迎えた飲ん兵衛の聖地。札幌では珍しく昼過ぎに開店し、夕暮れ時にはカウンター28席がびっしり。¥220~¥660とお手頃かつ種類豊富なアテとともに、日本酒、焼酎、ホッピーを1合グラスでグイッ。気さくなスタッフとのやりとりも魅力だ。

酒とそば まるき(大通)

伝統の蕎麦と小粋な酒肴で一献。

瀟洒なビルの1階、ジャズが流れるモダンな店だが、来年で創業132年を数える老舗中の老舗。喉越しの良い二八蕎麦と江戸前藪系の辛口つゆの相性は抜群だ。各種セットメニューのほか、低温調理の鴨たたきや天ぷらなど酒肴も豊富。昼から杯を傾け、蕎麦をたぐるのも良し。