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スイーツ激戦区で行くべき7軒!札幌グルメのアドレス帳 Vol.6

札幌は言わずと知れたグルメの街。滞在中の食事機会は貴重で、店選びに失敗は許されない。悲劇回避のために、札幌の食通にリサーチし、地元のスタッフが調査した食のアドレス帳。シチュエーション別に、ぜひ活用を!

Photo: Ryo Ohkawara, Koichi Ono, Ryoichi Kawajiri, Yuta Kihara, Takuma Kunieda, Keigo Sadahisa, Mihoko Tsujita, Ryosuke Dewa, Hajime Nohara, Yujiro Yamanouchi, Yusuke Yarimizu / Text: Yumi Inoue, Tomoyuki Uchiyama, Masashi Osaka, Maiko Kasai, Naoto Kashiwazaki, Yasuhiro Kawamoto, Gentaro Kodama, Miwa Sasaki, Tamaki Sugaya, Hitomi Seki, Katsuaki Takasaki, Saori Fuse, Tomoko Yahata, Yuki Yamahira / Edit: Katsuaki Takasaki, Miwa Sasaki, Gentaro Kodama, Hitomi Seki

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食材に恵まれた北海道の中心・札幌はスイーツでも激戦区。甘党絶賛のパティスリーやカフェは、左党でもぜひ!

COFFEE & WINE STANDARD COFFEE LAB.(南3条)

自家製ケーキと自家焙煎コーヒーのペアリング。

豆本来の味と自然な香りを、自家焙煎とバリスタの腕で引き出すコーヒーを提供。イチゴのような香りが楽しめる〈アラカ農園〉のコーヒーなど、豆が果実だと再認識できるメニューが揃う。自家製のカヌレやケーキに合う一杯を、バリスタに尋ねてみて!

ジェラテリア イタリアーナ ラ・ジョストラ(狸小路)

本場イタリアのジェラテリアを追求。

地場の厳選した牛乳をベースに、本場のジェラテリアで親しまれるフレーバーを日替わりで10種類ほど揃える。毎日店内で手作りするジェラートには安定剤を極力使わず、食材の力で濃厚な味を表現。口溶けの良さと素材を感じる味わい、男女問わず入りやすい雰囲気が人気の理由。

C'est BO et BON(円山)

素材にもルックスにも、ひと捻りあり。

フランスで修業後、青山の〈ピエール・エルメ・パリ〉でスーシェフを務めたパティシエが2016年、札幌にオープン。店名は仏語で「おいしく、美しく」の意味。その名を体現するケーキの数々はまるで芸術品。スパイスと果実を合わせる素材遣いなど独特の世界観がクセになる。

喫茶 カルメル堂(大通)

優しい時間を静かに味わう。

ふっくらと丸いフォルムのどらやきは店の名物。コーヒー餡と季節のどらやきの2種を味わえる。淹れたてのコーヒーの香り、時の流れを感じる店内。好きな本を読みながら、物思いにふけりながら、一息つきたくなる優しい時間。お一人様用の喫茶店、一人の時間をごゆるりと。

紫陽花珈琲(円山)

自家焙煎のコーヒーに合うパンケーキ。

市内屈指の高級住宅街に立つ一軒家のカフェ。3階の工房で自家焙煎するコーヒーは、ブレンドからストレートまでキリッとした苦味を引き出している。厨房で牛乳から手作りするリコッタチーズを使うパンケーキの、ふわっととろける食感に惹かれ、開店前から並ぶファン多し。

フランス菓子&珈琲 ププリエ(北12条)

繊細で美しい手作りフランス菓子。

74歳で現役のパティシエが20代の頃にパリで感じたエスプリが今なお息づく洋菓子店。1978年の創業以来、丁寧に作り続けてきたその味わいは、上質さが舌に心地よい生クリーム、フレッシュな果実感のある自家製ムース、濃厚なカカオなど、本物のおいしさが香り立つ。

餅菓子商 白谷(西18丁目)

「つきたての餅」を味わう、絶品大福。

店主は、和食料理人を経て餅屋を開店。水分や糖蜜の量を微調整しながら餅をつき、軟らかな食感を追求している。北海道名寄産の「風の子もち」や、十勝清水の森田哲也さんが作る十勝在来種の黒豆「いわいくろ」など、噛み締めるほどに素材の味が広がる大福は常時12種類。

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