旅に出たら、一食だって無駄にしないのがグルマンの流儀。朝から旨いメシを堪能する、贅沢気分を楽しみたい。
サンドリア(中島公園)
客足の絶えない24時間営業の店。
1978年創業、43年続くテイクアウトのサンドイッチ専門店。ショーケースには卵からカツ、ツナ、野菜、フルーツまで常時40種類以上が勢揃い。24時間営業なので、すすきの帰りはもちろん、タクシードライバー、出勤前のビジネスマン、学生など、客がひっきりなしにやってくる。
餃子と麺 いせのじょう 桑園高架下店(桑園)
自家製唐辛子と白菜が後を引く辛旨さ。
札幌の数あるラーメン店の中でも、多くの人に支持される名店の一つ。本店は菊水にあるが、支店のこちらでは朝8時から“朝ラー”ができる。店内は狭いが待ち時間は比較的少なく、旭川の製麺所の麺を使った鶏ガラベースのしょうゆラーメンが¥550の良心価格なのも嬉しい。
食事処 ながもり(創成川東)
脂したたる焼魚定食を、市場の中で。
二条市場で海産物を中心に扱う三浦商店が、すぐ隣で営む食堂。選りすぐりの素材を海鮮丼や定食にして振る舞ってくれる。観光スポットながら地元客が多いことからも、そのクオリティは折り紙付き。焼魚定食はサーモンハラスやホッケなど¥1,000以下のメニューも豊富だ。
ハサミヤ サンドイッチ(幌平橋)
劇的に旨いNY式サンドイッチ。
オーナーの竹島悟史さんがNYで旨さの虜になったサンドイッチを提供。ハム、ベーコン、コンビーフ、サラミが自家製で、実は近所の高校に通う娘のための親父の愛情ご飯でもあった。娘が卒業した今は、札幌在住のアメリカ人から故郷を思い出す味と絶賛されている。