岐阜屋(新宿)
1人で飲むのはだいたい岐阜屋です。瓶ビールと同時に蒸し鶏を頼みます。本や映画館でもらってきたチラシなんかを眺めながらコップにビールを注いで。蒸し鶏が半分くらいになったら山芋醤油漬けを頼みます。この2品でしばらくビールです。たまに頭上を走る電車の音が聞こえます。
岐阜屋にはもう10年以上通っていますが、店の人と話したことはほとんどありません。注文と勘定くらい。それがいいのかもしれません。客層もバラバラで「新宿だなあ」という感じがします。瓶ビールを2本飲み終わるぐらいで木耳玉子炒めを注文します。
チンさん(たぶんそういうお名前)が作る木耳玉子炒めは絶品です。ビールの瓶を大から小に変えて熱々の木耳玉子炒めをはふはふ言いながらいただきます。これで締めです。いつもだいたいこの注文です。でも飽きないのが不思議です。新宿から岐阜屋がなくなったら、少しさみしくなるでしょうね。