【今日のギフト】とろける食感に夢心地。〈ツバメヤ日本橋店〉のわらび餅

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。

photo: Shu Yamamoto / text & edit: Yoko Fujimori

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和菓子を愛するあの人へ
極上のわらび粉を練り上げた奇跡の食感

〈ツバメヤ日本橋店〉のわらび餅

岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある和菓子店〈ツバメヤ 柳ヶ瀬本店〉。2010年のオープン以来、和菓子職人・まっちんこと町野仁英さんが商品開発を手がけ、2016年には名古屋店が、2023年には東京・日本橋店が誕生。“素材を大切にした、毎日食べたくなるお菓子”が広く愛される。

そして3店舗で共通の看板商品であり、格別のこだわりと愛情で作られているのが「わらび餅」。しかも面白いのは、店舗ごとに使う素材や製法が異なること。柳ヶ瀬、名古屋と試行錯誤を重ね、この〈日本橋店〉のわらび餅は集大成とも言える一品。

独自に配合したわらび餅粉を使い、甘みは鹿児島県種子島産粗糖と沖縄県波照間産純黒糖を使用。きな粉は北海道産大豆「とよまさり」を特別焙煎して仕上げたもの。深煎りの柳ヶ瀬本店に対し、大豆本来の香りと甘みを生かした軽やかな浅煎りのきな粉が〈日本橋店〉の持ち味だ。

黒糖で滋味深い甘みとコクを加えたわらび餅は、丹念に練り上げられ、何とも愛おしいまあるい形に成形される。それは奇跡のような表面張力。ふわふわ、とろんとしたわらび餅は、限りなくデリケートでいてもっちりとした弾力にあふれ、まるで朝露の雫を口にしたかのような瑞々しい柔らかさ……!木箱には「とよまさり」100%のきな粉がみっちりと敷き詰められ、その中に静かに眠る8切のわらび餅を見つけ出すのも宝探しのようでワクワクする。

上質な自然の素材だけで丁寧に作られた夢心地の「わらび餅」。黒みつの付属はなく、シンプルにわらび餅ときな粉のみなのも、おいしさへの自信の証しだ。つめたく冷やして、その喉越しにうっとりと酔いしれたい。

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