案内人:能町みね子(文筆家)
のうまち・みねこ/1979年北海道生まれ。2021年から一年の3分の1を青森で過ごす。単著に『デッドエンドで宝探し あんたは青森のいいとこばっかり見ている』(hayaoki books)。新刊には共著『かわいい中年』(中央公論新社)。
夜の街は静寂そのもの。雪の日などはなおさらだが、ひとたび縄暖簾(のれん)をくぐれば、満員御礼の大騒ぎ。そのギャップにときめいたとしたならば、青森酒場の入門完了だ。
ますや
山の幸を味わうなら、山菜採りの名人じっちゃにお任せ
・気さくなおじいちゃん大将が切り盛りする、キノコと山菜の酒場。
・食材は主に大将自ら山に入り調達。
・素材に合わせて、煮物、天ぷら、鍋、炊き込みご飯、バター焼きも。
・「田酒」などの地酒をちびちびと。
・店内に写真を飾るほどのキノコ愛。
淳晴(あっぱれ)
焼き鳥王国の異名を持つ青森市。酒片手に出来上がりを待つ
・マスターが一人切り盛りする焼き鳥店。
・肉の鮮度にこだわり。焼き置きはゼロ。
・とろけるレバーにファン続出。
・じゃこ天350円、砂肝エスカルゴバター680円と安価なつまみも充実。
・ビール風味のハイサワーハイッピーが進む。地酒もいいのが揃ってます。
浜料理・酒肴さとや
焼き鳥王国の異名を持つ青森市。酒片手に出来上がりを待つ
・隠れ家感ある、大人の酒場。
・活たこがあればラッキー。鉄板焼きで。
・つまみには、内子とミソが詰まったトゲクリガニの甲羅盛り。ボリューミー。
・お肉もあります。鳥なんこつの燻製唐揚げとつくねは自家製のもの。
・ビールに始まり地酒で締める。

大判小判
ソウルフード貝焼き味噌を嗜(たしな)みに。大人数でもなんのその
・グループでも気兼ねない半個室式。
・店の目の前がねぶたの運行コース。
・海鮮はアテに刺し身、握りまで揃う。
・ホタテの貝殻を小鍋に使う郷土料理、貝焼き味噌は一度食べておきたい。
・ゲソのゴロ味噌焼きは、最後に熱々のおじやで締めるのがツウ。

地酒庵さとう
日本酒好きは〈さとう〉を目指す。老舗酒店のスタンディングバー
・創業100年を超える老舗酒店の角打ち。銘酒24種を常に取り揃える。
・4種飲み比べのおつまみプレートも。
・店限定の「豊盃LIVRER」は必飲。
・青森産ワインにクラフトビールも。
・フードは約20種。自家製ローストビーフなど角打ち超えの逸品も。




