店を続ける
あるオーナーに聞いたのは「(飲食店を)始めるのは大変。だけど続けるのはもっと大変なんですよ」という話。どの街にも毎月毎年、魅力的な新店が続々とオープンしては話題を集めています。けれどその中で、変わらずお客からの人気を保ち、スタッフも欠けず(あるいは欠けてもうまく入れ替わり)、看板を掲げ続けるのは容易ではないでしょう。10年、20年と満席が続く店にはそれだけの理由があるはず。
今回は「旅と酒場」がテーマです。酒場というジャンルでは、新店でも、店主に聞けばその街でお薦めの老舗を教えてもらえる率が高い気がします。店を続けている先人への敬意が、同業者にもゆるやかに共有されているから、かもしれません。
次の旅先では、誌面でご紹介している新店だけでなく、長く続いている暖簾もくぐってみてはいかがでしょう。その街のまたちょっと別の顔が見えてきたり、より旅が楽しくなるかもしれません。
