大森さんと写真家と
大森さんの頭の中を覗き見たい。そんな編集部の思いを今回は2名の写真家がそれぞれ異なるテーマで実現してくれました。ゆかい主宰の池田晶紀さんは、大森さんの冒険心あふれるクリエイションを手がかりに、想像世界をダイナミックに広げて可視化することに挑戦。操上和美さんは正真正銘一対一の真剣勝負で、今の大森さんの肖像を切り取るフォトセッションに臨まれました。
どちらの現場でも印象的だったのは、大森さんと2人の写真家と、両者の表現やアプローチが静かに熱く変化していったことです。言葉を多く交わさずとも互いの視線や動きが呼応し合い、2人の間に生まれた熱がスタジオ全体へと広がっていく。操上さんの言葉をお借りすると、大森さんの「内から発されるもの」をその時我々も確かに感じたのでした。表紙に採用されたカットはその空気を象徴する一枚。ゆっくりと本誌のページをめくりながら、その熱を味わっていただけたらなと思います。
