【今日のギフト】福島っ子に愛される地元銘菓。〈駒田屋本舗〉の 元祖 みそぱん

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photo: Shu Yamamoto / text & edit: Yoko Fujimori

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和菓子を愛するあの人へ
甘塩っぱさが堪らない味噌風味の蒸しパン

〈駒田屋本舗〉の 元祖 みそぱん

江戸時代後期、奥州街道の宿場町・福嶋村に創業した〈駒田屋本舗〉。以来、和菓子一筋に歩み続ける老舗の菓子舗だ。この店の代表銘菓であり、福島っ子たちの名物みやげとなっているのが「元祖 みそぱん」。

原材料は地元・福島で醸造した甘麹味噌に小麦粉、砂糖、重曹のみ。これらの材料を合わせて蒸し上げた蒸しパンタイプのお菓子だ。

誕生は1980年代。もともと店には福島銘菓として知られる「みそまんじゅう」があり、この塩味の利いた“皮”の人気が高く、「中のこし餡を抜いた皮だけのバージョンを作って欲しい」というお客側のリクエストから生まれたのだとか。

もっちりときめ細かな食感に麹の良い香りがふんわりと広がり、絶妙な甘塩っぱさがついもう一口と後を引く。誕生から40余年、地元の名物おやつとなっている。

素朴だけれど素直で飽きのこない味わいは、余計なものを加えない無添加ゆえ。翌日には生地が固くなってくるので余った分は冷凍し、レンチンや蒸籠で蒸していただくのもおすすめだ。

思えば子供の頃、おまんじゅうや肉まんを頬張りながら「このふわふわの皮だけ思いっ切り食べたい」という願望に駆られた人は少なくないはず。まさにその夢を叶えてくれた、心和む一品だ。

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