グルマン温故知新:築地〈Istaz〉築地に腰を据えて、正統派イタリアンを極める

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「ワンオペ8席のイタリアン」。一人ゆえの大変さもあるだろうが、隅々まで目が届き、こまやかなもてなしができるのがワンオペならではの強み。客との距離が近いから、料理談議、ワイン談議も存分に。ワインに合う料理が揃ったイタリアン。8人で満席という小さな店だから親密度もアップする。

photo: Shin-ichi Yokoyama / text: Noriko Watanabe

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Istaz(築地)

築地に腰を据えて、正統派イタリアンを極める

階段をとことこ3階まで。ドアを開けると、シンプルでしゃれた空間が広がる。ゆったり設(しつら)えられた8席のL字カウンターには位置皿と赤いナプキン。どの席からも厨房が見通せる。ガタイのいいシェフがムダのない動きで、目の前で生地からパスタを手打ちしてくれる。

伊藤浩二シェフはプロの格闘家を経て、24歳から料理人に。キャリアは今年で20年になる。満を持しての独立店は、「プロレスの神様」と称された敬愛するレスラー、カール・ゴッチの本名、イスタスから命名した。

料理は1コースのみ。アミューズ、冷前菜、温前菜2種、ショートとロングのパスタ、メイン、デザートまたはチーズという流れ。大満足。「いろんなスタイルをやってきた中で、自分の店ではクラシックな正統派で行きたいと思っていたんです」とシェフ。

クラシックと聞くと重いのではと思うかもだが、軽やかで繊細。伝統の手打ちパスタ2種がコースの華だ。

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