Istaz(築地)
築地に腰を据えて、正統派イタリアンを極める
階段をとことこ3階まで。ドアを開けると、シンプルでしゃれた空間が広がる。ゆったり設(しつら)えられた8席のL字カウンターには位置皿と赤いナプキン。どの席からも厨房が見通せる。ガタイのいいシェフがムダのない動きで、目の前で生地からパスタを手打ちしてくれる。
伊藤浩二シェフはプロの格闘家を経て、24歳から料理人に。キャリアは今年で20年になる。満を持しての独立店は、「プロレスの神様」と称された敬愛するレスラー、カール・ゴッチの本名、イスタスから命名した。
料理は1コースのみ。アミューズ、冷前菜、温前菜2種、ショートとロングのパスタ、メイン、デザートまたはチーズという流れ。大満足。「いろんなスタイルをやってきた中で、自分の店ではクラシックな正統派で行きたいと思っていたんです」とシェフ。
クラシックと聞くと重いのではと思うかもだが、軽やかで繊細。伝統の手打ちパスタ2種がコースの華だ。




