蟹座の羅針盤
目の前の道を見つめる
蟹座にとって未来を意味する部屋、魚座に火星が在住。とにかく前向きで未来志向が強まる週です。自分の進みたい道、取るべきルートがはっきりと見えてきて、チャレンジをする意欲もどんどん湧いてきます。
しかも、週明けすぐに満月が乙女座で起こります。乙女座は、蟹座から見て学びの部屋。学びが満ちるときとなるので、将来を考えるための材料が一通り揃うでしょう。キャリアを考えるための、資格取得やリスキリングの情報。マネープランに役立つ投資のノウハウや貯蓄術。集めたカードをテーブルに並べると、そこから次のステップが浮かび上がって見えるでしょう。
幸運の天体・木星が自エリア(蟹座)にいるため、自分の可能性を広げていける力がついています。ただ、木星は逆行中で、今週は水星(思考)も逆行しています。そのため、やや停滞感があり、すぐに行動に出るというよりは、まずは目の前に延びる道を見つめることになるでしょう。過去に挑戦したかったことも思い出しやすいときです。
6日には、金星(魅力)が社会的立場の部屋である牡羊座に入ります。人から注目されることが増えますが、この金星には海王星(理想)が重なるので、周囲から過剰に理想的なイメージを持たれてしまうかもしれません。気が緩んで少しでもだらしないところを見せたらひどく幻滅されてしまうとき。「見られている」という意識を持っておくと、信頼と、そこから広がる未来の可能性を守れます。
全体の空模様
週明け早々、戦いの天体・火星が魚座へ移ります。水のエレメントに属する魚座に入ると、火星の炎は落ち着き、世間にも穏やかなムードが広がります。先週までは、なにかに立ち向かったり、勝利をつかみにいったりする動きが強かったものの、今週からは、戦いは戦いでも「守るための戦い」へと変わっていきます。
魚座は、目に見えないものを信じる心を象徴するサイン(星座)でもあります。魚座火星が導くのは、社会的絆や信仰、価値観など、それぞれが信じるものを大事にするための静かな戦いとなるでしょう。芸術活動を守る動きも出てきそうです。アーティストへの支援や、芸術鑑賞の機会を増やす取り組みなどが盛んになるかもしれません。
思考やコミュニケーションを司る水星は魚座で逆行を続け、過去の振り返りを促します。今週はそれに加え、価値観を表す金星が牡羊座に入っていくので、ものの感じ方が新しくなりそうです。心のわだかまりを解いていくチャンス。執着を手放し、過去を許すことができるでしょう。
金星は春らしく軽やかな空気をもたらす天体。雪解け水が川を走るように、不満といった“濁り”が流れていくでしょう。卒業シーズンにふさわしく、過去と折り合いをつけて前を向いていけそうな気配がします。
2日には、乙女座で月食を伴う満月も起こります。乙女座は日々の生活を表すサインで、ここでの月食と満月は悪習慣を手放すよう呼びかけるもの。世の中全体でライフスタイル改善への意識が高まりそうです。

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