グルマン温故知新:新宿御苑前〈南方急行〉中国6つの都市の味巡りへ、出発進行

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「ガチ地方家庭中華」。北京・広東・上海・四川の「中国四大料理」はすっかり定着したが、広大なかの国には、まだまだ未知の料理が。新宿御苑前に登場した大箱店は、南部の“複数省推し”。中国・南部の家庭で愛される味を体験できる。

photo: Shin-ichi Yokoyama / text: Haruka Koishihara / special thanks: Masato Nakamura

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南方急行(新宿御苑前)

中国6つの都市の味巡りへ、出発進行

店のキャッチフレーズは「中国南部家庭料理の旅」。上海市と江蘇省・浙江省・湖南省・貴州省・雲南省の、レストランでは提供されることの少ない料理を取り揃えている。

24年前に来日し、今では7軒の中国料理店を経営するオーナー・牟明輝(ムメイキ)さんは東北地方の大連出身。だが「南の料理は、北部と比べると全体的に味が優しく、かつ地域ごとに特色がある」と、南部の味を旅するように楽しめる店を開くことに。

あっさりとした塩味と、逆に醬油を使った甘めの味つけが好まれる上海市。そんな上海料理の原型といわれ、食材の旨味を生かした料理が多い江蘇省。野菜の風味を引き出した料理が種類豊富な浙江省、唐辛子を多用し、ご飯に合う味つけの湖南省。辛味と、発酵由来の酸味が共存する貴州省。米が主食で、キノコの名産地でもある雲南省。それぞれの地域の特色ある料理は初めて出会う味も多く、味覚を満たしつつ好奇心を刺激される。

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