獅子座の羅針盤
人間関係を選び取る
獅子座にとって対人関係を表す部屋、水瓶座に太陽が在住。そこに、社会的立場を意味する牡牛座から、天王星(改革)が90度でつながってきます。この配置は、人間関係における変動を示唆するものです。
天王星は、物事をなかば強引に新しくしていく力を持っています。ときにはブルドーザーのように既存の価値や制度をなぎ払う天体です。今週は、なんとなく付き合っていた相手と別れたり、価値観や意見の相違から友情を終わらせたりすることがありそうです。
ただ、これは同時に、自分が真に大事にしているものの解像度を上げていく作業でもあります。水星(コミュニケーション)に木星(幸運)が120度でつながるので、対人運自体は好調。今週を経て、自分にとって良いつながりだけが残るのです。
その分、「選び取る」という覚悟も必要かもしれません。楽だからという理由だけではなく、自分が進みたい方向を見据えて、上のステージにいる人たちとのつながりを優先した方がいい場合もあるでしょう。将来を意味する部屋、牡羊座に厳格な指導者的天体・土星がいるため、甘さを捨てていかねばなりません。
今週関係が深まった相手は、自エリア(獅子座)に木星がやってくる今年6月以降、進む道を照らすランプのような役割を果たしてくれます。
全体の空模様
今週は、火曜日に水瓶座で新月が起こります。しかも、日食を伴う新月です。欠けた太陽は、世の中のムードを大きく変える力を持ちます。変化の方向性に関わっているのは、太陽と90度でぶつかり合う、牡牛座の天王星(改革)。風のエレメントに属する水瓶座は「自由への扉を開く」という意味を持つサイン(星座)で、そこに天王星の物事を新しくしていくパワーが重なります。この太陽と天王星の90度は、「土から風の時代へのバトンタッチ」。一気に「風の時代」の空気を感じられるでしょう。
天王星自身は牡牛座に在住しており、風のエレメント・双子座へと近づいています。土のエレメントに属する牡牛座は、物質的価値を表すサイン。しかし、水瓶座や双子座が価値づけるのは、風のように形なく移動していくものです。今後は、情報や知識、経験、スキルなど目に見えない財産へと、社会の関心がますます移っていきます。
ただ、「自由」の本当の意味や責任を問われるタイミングでもあります。個の自由と社会全体の益が相反しないように考えたいとき。
19日には、太陽が魚座に入ります。魚座特有の、やわらかくすべてのものを許容していく性質が世の中でも際立ってくるときです。個人や組織のあり方が、一度溶けていくようなイメージのある週。新しい型が用意され、それに合わせて固まり直すのかもしれません。厳しい激動というよりは、ゆっくりと楽しみながら起こる変化です。具体的な制度や方法はまだ見えてきませんが、来る新たな世の中への期待感が高まっていきます。

AUGER presents かっこいい大人は、“整え方”を知っている。Vol.19 作曲家、アーティスト・牛尾憲輔