NYの凄腕バイヤーが立ち上げ。実店舗にこだわったメンズ服店〈Ven. Space〉

日本に来て来て、あの店、このサービス!今回は、ニューヨークの凄腕バイヤーが実店舗にこだわり立ち上げたメンズ服店をご紹介。

photo: Naoko Maeda / text: Azumi Hasegawa / edit: Hiroko Yabuki

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3つのポイント

1.知る人ぞ知るバイヤー、クリス・グリーンの店。
2.手触りや質感重視。ブランド名を隠す仕掛けも。
3.ブルックリン、キャロル・ガーデンズの新名所。

NYの凄腕バイヤーが実店舗にこだわり立ち上げたメンズ服店

ニューヨークに点在する無数のセレクトショップの中で、独自の存在感を放つのが〈Ven. Space〉だ。キャロル・ガーデンズのミニマルな雰囲気の店に、〈ドリス ヴァン ノッテン〉のような欧州の重鎮から、〈Aubero〉といったアメリカや日本の気鋭ブランドまで、約50のレーベルが並ぶ。

店主のクリス・グリーンは、かつて日本でも展開した〈ニード・サプライ〉で経験を積み、シアトル発の人気ショップ〈トトカイヨ〉で商品統括を担った人物。長年現場で磨いた感覚を頼りに、「自分が着たいかどうか」を基準にアイテムを選び抜く。

重要なのは単一ブランドで統一するのではなく、互いにミックスして成立するワードローブを提案すること。

イサム・ノグチに影響を受けたと語るクリス。空間デザインも担った。

さらに今日には珍しくオンラインショップは持たず、ウェブサイトにはインフォと取り扱いブランドの一覧表、日記のみを掲載。その訳は「お客さんと対面の関係性を築きたいから」。

シルエットのバリエーションの幅が狭い分、素材や仕立てが個性になるメンズ服の特性を考え、まずは生地を触ってもらおうと、あえてブランドタグを隠すユニークな試みも。

店のあるエリアには、長い間メンズ専門店が存在しなかった。「僕自身がこの街に住んでいるので、地元に店を作りたかった。昔の小売店みたいにローカルで、名前で挨拶し合うような関係性が理想。取引をするのではなく、彼らの生活の一部になれたらいいなと思っています」


インテリアには私物の家具を取り入れた。〈ルメール〉のスエードジャケット(2,990ドル)はイチオシ。

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