日向キルア
ホストらしいラブソングと言えば、やっぱり「愛のかたまり」(DOMOTO)?
宝城優也
ラスソン(*その日の売り上げ1位のホストが歌う“ラストソング”。〈club Likey〉では現在廃止)の定番だったよね。
凌
「最後の人に出逢えたよね」のフレーズがアツすぎるから。
日向キルア
やっぱ平成ラブソングだよね〜。歌詞から情景が浮かんでくるもん。CDで聴いていた曲だと、思い入れもあるし。
凌
これも平成だけど、有線で流れているのを偶然聴いてから「一色」はずっと聴いてる。「同じ」なら欠点まで許せても、「違う」部分は隠したり拒絶したり。ホストって受け入れられにくい仕事だから、グッときた。
同じ色の痛みを許し合って
「一色」NANA starring MIKA NAKASHIMA
違う色の過ちを責めた
宝城優也
わかる。許せるって愛なんだよね。ケンカ別れしたお客さんとは、二度と会えなくなっちゃうこともあるじゃん?それはすごく寂しいから、許せることは許したり、気をつけてる。失恋ソングだけど「夕陽と星空と僕」は愛の初心を思い出させてくれる。許容範囲からハミ出た、相手の嫌な部分ごと包み込むって難しい。でも「この人を許したい」と思う、そんな気持ちが愛なのかなと。
君の形 僕の形 重ねてはみ出したものを
「夕陽と星空と僕」ポルノグラフィティ
わかり合う事をきっと愛とか恋と呼ぶはずなのに
日向キルア
俺は大人になってから、許す/許さないだけじゃないって思えるようになって、「GIFT」(Mr.Children)の「白と黒のその間に 無限の色が広がってる」って歌詞に、「グラデーションがあっていいんだ」とハッとした。あと、相手の痛みも涙も半分にしてあげるっていう「two of us」には愛を感じたな。
痛みも 涙も 君が背負って生きてくなら
「two of us」flumpool
僕と半分にすればいいさ
凌
これも「許し合う」曲だ。
日向キルア
2020年の俺だったら、同じflumpoolの中でも、もっとストレートに気持ちを伝える「君に届け」を選んだかも。でも、今は「好き」より「一緒に背負う」が愛のフレーズとしてしっくりくる。
宝城優也
ホストとして生きていると、人間として、男として「大きくならなきゃ」って気持ちが強くなるのかもしれない(笑)。
