ジャケットは、日常の延長線上にあるもの
ジャケットスタイルにルールはありません。フォーマルに縛られるものではなく、日常に自然に馴染むアイテムとしてジャケットを選んで着ています。もちろんパーティなど特別な場面では多少意識しますが、基本は普段着の延長線上。
例えば秋冬なら、ベージュやブラウン系で上下の色味をワントーンに揃えたり、カシミヤやウール、コーデュロイなど温かみのある素材で、アウターとしても重宝するものを選んだり。若い頃は気の向くままに着ていましたが、年齢を重ねるにつれ、街に馴染むジャケットを求めるようになりました。
そうした意味でも〈ノア〉のジャケットは、自分の好みにとても近い存在ですね。素材の良さや仕立ての確かさはもちろん、堅苦しさがなく、ストリートやミュージックカルチャー的な感覚もある。そのバックボーンが、今の自分のスタイルにしっくりと合うんです。


