バンコク都知事も通うカフェ。人が集まる、ハッピープレイス〈カロ・コーヒー〉

町に住む人と実際に会い、その声に耳を傾けることを大切にするバンコク都知事のチャッチャート・シッティパン氏。行きつけのカフェで話を聞いた。

photo: Satoko Imazu / text & edit: Taku Takemura

教えてくれた人:Chadchart Sittipunt(バンコク都知事)

チャッチャート・シッティパン/1966年バンコク生まれ。チュラロンコン大学を卒業し、米・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校にて博士号を取得。運輸大臣を経て2022年、2位以下に80万票以上の差をつけ史上最多票でバンコク都知事に当選。
Instagram:@chadchartandfriends

バンコク都知事も通う“人が集まるカフェ”がある

コーヒーを飲むのが好きなので、休日はよく〈カロ・コーヒー〉に来ていますよ。特に、息子と一緒の時はここを選ぶことが多いですね。

今日もそうですが、こうして座っていると、いつもの仲間や友達にも会えるんです。カフェはコミュニティを支える場所。それぞれ違うアイデンティティを持つ人たちがランダムに集まるし、彼ら彼女らと気軽に話せる、ハッピープレイスです。

カフェに来る以外の休日の過ごし方としては、映画を観たり、本を読んだりして過ごすことが多いですかね。それと、欠かさないのは走ること。休日のみならず平日も、自宅から仕事場まで毎日10km走っていますよ。日々ルートを変えて町中を見ながら走っているんです。どうしてかって?

ストリートクリーニングがされているのか、公共の設備に不具合はないのか、なんて普段の様子をチェックできたり、町の色々な人たちと話をしたりすることができるから。ランニングをすると、町に何が必要なのか直接わかるんです。若い人たちともよく話をします。私は彼らに多くのことをサポートしてもらっていると思っています。

未来のバンコクに何を期待しているのか?何が必要なのか?彼らの意見やアイデアはとても貴重なんです。つくづく思います。バンコクの素晴らしさはやはりこの町に住む人の素晴らしさだって。「都市とは人々である」とシェイクスピアの昔の戯曲にもありました。町は人々の反映なんです。

バンコク〈カロ・コーヒー・ブレックファスト・ブランチ・スペシャルティ・コーヒー・ビーンズ〉外観
学生としてニューヨークに暮らす息子のサンディーさん(左)もバンコクに滞在していて、当日は合流。まさに仲の良い親子の風景。
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