アイス、コーヒー、民泊……。バンコクに生まれたセンスのいい複合空間〈ココナッツ・カルチャー・ビル〉へ

アイスクリームショップ、カフェ、コミュニティスペース、そして民泊まで。タイの文化とオーナーの現代的なセンスが共鳴する、バンコクにある複合スポットを訪ねた。

photo: Satomi Matsui / text & edit: Chinami Hirahara

1階はアイスクリームショップ、2階がカフェ、3階にコミュニティスペース、そして4階から上は民泊に。

「長い歴史とエネルギーを感じる王宮近くでこの古いビルに出会って一目で気に入ってしまったんです」と、ウィットさんとマナオさんオーナー夫妻。コミュニティスペースを創る夢を実現すべく、5階建ての古い雑居ビルを全改装した。

バンコク ココナッツ・カルチャー・ビル 外観
ラーマ2世の時代から続くエリアに立つ雑居ビルが、感度の高い人々が集まる話題の場所。

「1階の内装はタイで日常的に使われる伝統織物のパーカオマーをイメージ。カフェは古材やスチールを使って建物の味を生かしました。居心地のよさを追求した宿泊階では、大きな窓からエリアの魅力を感じられるはず」。1棟丸ごと、タイの文化と2人の現代的なセンスが共鳴し合う。

1F:Coconut Culture

ココナッツ=タイの文化資産と捉え、昔から親しまれてきた素朴なアイスをモダンにしたアイスショップ。牛乳不使用の植物性ベースでヴィーガンかつグルテンフリー。原料となるココナッツミルクは、名産地として知られるサムットソンクラーン県から。

2F:Pulse Phra Arthit

バンコク郊外のバンクアンティアン地区の池の上に立つ人気カフェの2号店。多彩なコーヒーメニューには、1階のココナッツアイスを使用したアフォガート130฿も。ジャズとHi-Fi機器好きなオーナーこだわりのスピーカー・Altec lansing model 14が置かれる。

3F:Community Space

イベントやワークショップで使われる。国立劇場で使われていた客席を利用した椅子、剥き出しの床など、古い建物の味を生かしたヴィンテージな空間。

バンコク ココナッツ・カルチャー・ビル コミュニースペース

4・5F:Citrus House

4階から上は快適な民泊に。2人がこだわったのは、光が注ぎ、隣に茂る樹木の緑が映る大きな窓。「歴史あるこのへんの街並みを楽しんでほしくて」。宿泊者のみが立ち入れる屋上からは、オレンジに染まる旧市街の街並みを独り占めできる。

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