2018年に初めてバンコクに足を運んでから、すっかりこの町の虜(とりこ)になったと語る〈コンランショップ・ジャパン〉のCDO、中原慎一郎さん。買い付けや現地の作り手との打ち合わせなどでタイへの渡航を繰り返す。
「僕が行き始めた当時と今とでは、工芸を含むプロダクト周りの状況は大きく変わりました。以前は、タイというとOEMの発注先で、リーズナブルな金額で良いものを作ってもらう場所というイメージ。ただ、今は違います。
海外で勉強して良いものを知る世代が自国に戻ってきたこともありますが、自分たちのブランドをしっかりと作ろうとしています。そんな新しい波が来る一方、僕が好きなタイらしさも守られるといいなと思っていますが、今のところ、センスのよい新世代がその重要性をよくわかっていて、伝統的なタイのテイストを上手に残してくれていますね」
そう分析する中原さんが通う店を聞いた。
PODIUM
中原さんが注目する作り手の商品に触れる
「今僕が最も注目しているのがデザイン集団〈アトリエ2+〉。タイらしさを新しい解釈で表現しているセンス溢れるチームです。彼ら彼女らがデザイン提供したプロダクトを販売するのが、こちらの店」(中原さん)。ビルトインの家具から、雑貨まで幅広く取り揃えるショールーム兼ショップ。

Thai Home Industries
本当に良いアイテムをリーズナブルにゲット
「入った瞬間、“ここは店⁉”なんて思う雰囲気ですが、クオリティの高い工芸品ばかり。オーナーがタイの田舎にある工房を巡り、一緒にもの作りをしているようです。高品質ながら金額は割とリーズナブル。雑貨もいいけどタイパンツなんかもお薦めですね」(中原さん)。
Adul Collection
アンティークな工芸品、美術品を見に行く
「アンティークモール〈リバーシティ・バンコク〉の中にあるこちらの店は、雰囲気を楽しみに行っているというのが正直なところ(笑)。所狭しと並ぶ工芸品と美術品を眺めていると面白いです」(中原さん)。かなり高額な商品までも並ぶ。
Vintage Agent
モダンファニチャーの店にも注目!
「タイの工芸品の店ではありませんが、こちらのショップも好き。世界各国から集められたアイテムは、オーナーの趣味がきちんと出ていて、見ていて心地よかったです」(中原さん)。店主が買い付けたデンマーク、ドイツ、イギリス、スウェーデンなどの工業製品をはじめヴィンテージアイテムが並ぶ。






