最後はこちら。中華おやつの王様、ゴマ団子。どこで食べても同じと思うなかれ。各店のアレンジが織り成す細かな風味の違いを楽しみたい。ん?何だか一つだけ大きさが違うゴマ団子があるような……。
麻布十番〈中国飯店 紫玉蘭〉

・食事の後のデザートとして楽しむため、あんこはあえて控えめにイン。
・サクッとした生地にさっぱりとしたあんこのゴマ団子はパクパクっと食べられる。
・4個セットのため、シェアもできる。
上野〈麻辣大学〉

・日本だけでなく、中国本土でも限られた人しか作れない直径40㎝の超巨大ゴマ団子。
・8時間かけて発酵させた生地はサックサク。
・優しい甘味のため、デザートはもちろん辛味の強い四川料理と交互に食べるもよし。
六本木〈華都飯店(しゃとうはんてん) 六本木店〉

・今年で60周年を迎える本格中華料理店では、昔から変わらずシンプルなゴマ団子を提供。
・皮はパリッと香ばしい。
・中には滑らかで甘さ控えめの優しい中華あんがギュギュッと詰まっている。
大久保〈蘇園ワンタン〉

・蘇州出身の店主による自家製蒸し団子は、モッチモチで黒ゴマあんがたっぷり。
・あんに混ざったピーナッツの食感もよいアクセントになっている。
・ヨモギや栗など季節で生地の色も変化する。
新橋〈屋上屋台中華りんりん〉

・〈ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション〉出身の高橋駿太さんが、そのエッセンスを加えた中華料理を提供。
・クアトロフォルマッジから着想を得て、濃厚なブルーチーズソースを合わせた一品。