食通たちが厳選する、定番中華の名店5軒:青菜炒め編

今日はあの料理がどうしても食べたい!そんな中華な気持ちもある。今回は青菜炒めの東京の名店5軒を食通たちが厳選!

illustration: Shinji Abe / photo: Koh Akazawa, Kenya Abe, Ren Arimura, Mamico Ando, Takako Iimoto , Kazuharu Igarashi, Hikari Koki, Kazufumi Shimoyashiki, Jun Nakagawa, Shu Yamamoto, Shin-ichi Yo koyama / text: Koji Okano, Urara Konishi, Nozomi Hasegawa, Ami Hanashima, Fuku suke Fukuda, Majyokkorei, Ryota Mukai

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塩味や辛味で食欲をブーストしてくれる青菜炒めは、スターターにうってつけ。中国では初めに3、4種の青菜炒めが円卓に並ぶのが当たり前だという。シンプルな分、素材選びや味つけの妙を楽しんで。

恵比寿〈広東料理 龍天門(りゅうてんもん)〉

広東料理 龍天門(りゅうてんもん) 本日の中国野菜
本日の中国野菜 3,200円

・その日入荷したフレッシュな青菜を使用。こちらは広東白菜の中心部分だけを贅沢に。
・熱したスープにくぐらせた後に炒め、余熱で火入れすることでツヤツヤの仕上がりに。
・伝説の裏メニュー・くるみ入り担々麺も人気。

白金高輪〈蓮香(レンシャン)〉

蓮香(レンシャン) 爆炒青菜  コースのみ
爆炒青菜 コースのみ

・発火寸前の油に青菜を投入。一瞬で乳化させ旨味を生み出す。火入れは5秒。
・冷菜盛り合わせの後には、必ず青菜炒め。
・店の料理を知るインポーターがセレクトしたナチュラルワインが、一律1本2,900円で。

御徒町〈老酒舗(ろうしゅほ)〉

老酒舗(ろうしゅほ)炒青菜(本日の青菜炒め)
炒青菜(本日の青菜炒め) 600円

・濃厚な味つけの青菜炒めは酒のアテにぴったり。ゴマ油の香りと唐辛子の辛味が魅力。
・隠し味はさっと回しかける豚足と鶏のスープ。自家製ラーメンにも使用。
・飲み放題の紹興酒は甕(かめ)出しを楽しめる。

神田〈神田味坊〉

神田味坊 野菜(味坊農園産)炒め
野菜(味坊農園産)炒め 1,200円

・味坊集団で使用する野菜の多くは茨城などの自家農園で作るオーガニックの中国野菜。
・青菜炒めは旬の素材で。この日は菜の花。
・塩、コショウ、ニンニクと、必要最低限の味つけで、食材の旨味を引き出す。

新宿〈上海小吃(シャンハイシャオツー)〉

上海小吃(シャンハイシャオツー) 上海A菜
上海A菜 1,320円

・歌舞伎町の奥地に佇む、上海の家庭料理の店。
・A菜(油麦菜・ユーマイサイ)はレタスの仲間。シャキシャキの歯応えと高い栄養価も魅力。
・オイルをまとったA菜をビールで流し込む瞬間の旨さといったら!

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