愛する猫の魅力は、どうすれば伝えられる?写真家・木村和平に学ぶ、猫写力

猫は絶えず動くし、表情もクルクル変わる。撮りたい瞬間に意図した姿を収めるのは難しい。愛する猫の魅力は、どうすれば伝えられるのか。写真のプロ、さらに愛猫家ならいい方法を知っているに違いない。猫飼い写真家・木村和平さんに聞いた、お気に入りの一枚と撮り方、気構え。

初出:BRUTUS No.1017「猫になりたい。」(2024年10月1日発売)

text & edit: Taichi Abe

モノクロという選択肢で浮かび上がる猫の魅力

「2017年頃から、猫に限らずモノクロ写真をメインに作品制作をしています。写真のどこにどんな色が入っているかを考えるよりも、明るいか暗いかを考えることが好きだったので、思い切ってモノクロ写真を撮ることにしました。

この一枚は、ヒマラヤンのツブテとエキゾチックロングヘアのサヨが仲良くソファに寝転んでいた瞬間です。カラー写真だったら、きっとソファの深緑に目が行くと思うのですが、モノクロのおかげで、ツブテのヒゲが印象的に。僕にとって撮影したいものが浮き立つんです。時と場合によりますが、後の調整をしやすくするために被写体の一番明るいところと暗いところの中間に露出を合わせて撮影することが多いですね。

従順な犬と違って、猫は自由な生き物。主導権は猫にあると思いながら撮影するのがいいかも。“お邪魔します。撮らせてもらいます”という姿勢だとうまくいく。少なくとも、僕はそんな気持ちで撮影します」

猫のツブテとサヨ
「午後5時」
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