玉虫色植物〈Iridescent Plant〉とは
光を玉虫色に反射する構造を持つ植物たち〈Iridescent Plant〉。林床に到達しづらい青い光を反射し、赤と緑の波長を使って光合成をしているとも、樹冠の隙間を縫って差し込む強い直射日光に対する防御のためともいわれている。残念ながら種によっては、栽培下でコンスタントに青く光らせるのは難しい。なるべく暗めに管理するのがよいといわれている。
ホマロメナ 不明種
インドネシア・スマトラ島で昨年見つかったばかりのホマロメナ不明種。青光りするサトイモ科はほとんど確認されておらず、葉の形状や質感も異質。成株で13㎝程度の中〜小型種だと思われる。
ベゴニア リケノラ
マレーシア・サラワク産の虹色に光るベゴニア。かつてsp. 'mini' と呼ばれていたリケノラよりも一回り大きく3㎝ほどになる。リケノラ、もしくはその近似種といわれ、自生地では岩場を覆うようにして育つ。
セラギネラ 不明種
サラワク州でよく見つかっているボルネオ島原産のセラギネラ。大きすぎず、形も崩れにくいため育てやすい。林床を這うセラギネラは青く光る種が多く、日本にも中国原産の青光りするセラギネラが帰化している。
ホマロメナ 不明種
インドネシア・スマトラ島で昨年見つかったばかりのホマロメナ不明種。青光りするサトイモ科はほとんど確認されておらず、葉の形状や質感も異質。成株で13㎝程度の中〜小型種だと思われる。