〈e15〉ARIE
本やものをさりげなく置いてもサマになる
部屋の間仕切りにも最適
〈e15〉は建築家とプロダクトデザイナーが設立したドイツの家具ブランド。
「無垢の木の重厚な風合いとスタイリッシュな造形を融合させるのがとても上手。ところどころに“面を見せる板”が入るのが秀逸で、ものをさりげなく置いても変化がつく。両面から使えるのでパーティションにもなります」。
アーティストとしても人気が高いアリック・レヴィの作。オーク材のほか白の塗装タイプも。
〈Cassina〉NUVOLA ROSSA
幾何学的なデザインが美しい
実は折り畳みもできる名作棚
1960~70年代のイタリアデザイン黄金期を支えた巨匠、ヴィコ・マジストレッティの名作棚。
「棚板を外してフレームを畳めばコンパクトになる。マジストレッティお得意の合理的な美しさを実感できるデザインです。写真は2台並べたところ。端から端までフィギュアを並べるなど個性的な飾り方も似合いそう」。
アメリカンウォルナット材、ナチュラル塗装。
〈STRING®〉String Outdoor
庭にベランダにガレージに
アウトドア仕様の自立型
亜鉛メッキ加工を施したメタルシェルフ。植物を並べたまま水やりもできる。
「キャンプ用品や工具、ガーデングッズの収納にちょうどいい。フックを掛けられる穴開きパネルがかなり便利で、スコップなどのツールのほか小さな鉢植えを吊すのも楽しいです」。
組み合わせが自由なモジュール家具。脚部のガタツキを微調整できる仕様など、細かい部分の配慮も。
〈KIT〉SLF-01
国産の間伐材を使ったシステムシェルフ
今後注目のブランド
〈KIT〉は日本のデザイナーによる国産ブランド。棚板と脚部を組み合わせるシステムシェルフは、上下の支柱で棚板を挟むだけの単純な構造。
「軽くて組み立ても簡単ですが、強度はかなりのもの」。
棚板は、間伐材などのチップから作るカラーMDFと国産ヒノキ。支柱はスチール製で、脚部は床面を傷めにくいデザイン。棚板4色、脚部3色から選べる。写真は共にグレー。