箭内道彦
長いことTVや雑誌のインタビューを受けてきた中でわかったのは、(一概に良いこととは言えないんだけれど、)「質問通りに答えなくても構わない」ということ。「今朝何を食べたか」を訊かれて「今困っていること」を答えても、逆に豊かな記事になったりもする。質問はあくまできっかけ。あなたも別の話を元気に返せばいい。それが返事になる。
今回で終わるこの連載もそうでした。エリイちゃんも大根さんも直接の回答以外に文字数を使う。でもそれが深い答えなのです。大根さんの『地面師たち』最高でした。
エリイ
この連載も今回で終わりか。ダラダラやるっていうのは何にも身につかない事が良く分かりました。11年半よりも渾身の1日、みたいな。でも、たった一度の人生60〜80年として、11年半ってかなりスペースしめてますよね。感謝しかないです。
個別ではなく3人まとまって初めて会いましたが、この連載の中で1番心が動きました。スタジオから大根さんが先に帰って、次は箭内さん。いうなれば死ですからね。終わり。
特に用がなくても思い出してメッセージをくれるだけでありがたいと思います。みんなどうもありがとう。
大根 仁
Netflixで配信中のドラマ『地面師たち』の若い役者と飲んだ時のことです。「昔のセフレから連絡来たんすよ。観たよって。一応ありがとうって返信したらそれっきり既読スルーなんすよ」「それまた会いたいってことなんじゃないの?」「じゃあ正解の返信はなんすか?」「んー、なんだろね?」「なんて返すの?」「フィジカルでプリミティブでフェティッシュなことしようぜって」「それハリソン山中じゃん!」。ゲラゲラゲラ〜!
えー、最後に自作の宣伝&ゲスい内容ですいません。長い間、ありがとうございました!