箭内道彦
「嫌いな人の愛し方」というワードが浮かんで、あれこれ考えたり調べたりもしてみましたが、一筋縄ではいかないようです。受け身の技術を容易に会得できらもちろんそれはそれで素晴らしいのですが。合わない相手とどう折り合いを付て共に生きていくか、その能力が求められたのは一昔前。合わない相手との時間を減らすこともできるようになった今の時代。月並みですが、上司が会社に与える損失を上司の上司に訴えるか、あなたが新しい職場に移る好機とするか、やはりそのどちらかなのだと思います。
エリイ
あの人性格イマイチだよね、って人は10人がそう思ってる。みんなが思ってる。会社で働いたことないから分かんないけど、近所にめっちゃ性格悪い人がいて気が滅入ったことがある。やっぱ物理的に離れるしかないよね。丹後に来てるんだけど生牡蠣(なまがき)たべて、まんまとあたりました。副鼻腔炎もまだ治らずというのに!夕陽にあたる雲がギランギランとアプリを通したように光り輝き目がチカチカしました。なんて強烈な体験でしょう!旅先で生牡蠣は食べないようにしてたのに食べちゃうんですよね。だって美味(おい)しいんだもん。
大根 仁
故・山田太一先生の大傑作『ふぞろいの林檎たちII』では、中井貴一扮する仲手川が勤める会社に、室田日出男扮する超パワハラ・セクハラ上司がいて、物語の主軸になっていました。でもそこは流石の山田先生、単なる嫌な上司ではなく、彼にもまた悩みや悲しい背景があることを描いて対話やわかり合う大切さを視聴者に伝えていました。言うべきことは言えるようになった時代ですから、上司も交えた対話の機会を作ってみてはいかがでしょうか?なお作中のパワハラシーンは爆笑コント並みに面白くYouTubeで観られます。