箭内道彦
緊張は素敵です。相手とその場を大切に思っていることの証し。あなたの思いの表明であり表現でもあるのです。目の前の人間を全員カボチャだと思うなんて失礼千万。思い切り緊張してください。
以前僕も酒を飲んでテレビの収録に臨んだことがありました。舌の根が滑らかになりうまくいったのですが、途中でガタンと口が動かなくなってプロデューサーに見つかって。大目玉を食らいましたが、理解もしてくれて、そこからさらにチームの結束が固まりました。社内のみんなもきっとあなたの味方ですよ。
エリイ
この間、夏が来たと一杯のつもりが気付けば飲み過ぎて起きたら全裸で家で寝ていました。でも、やりたい片付けはしっかりしていて、風呂に入っていました。記憶もしっかりあります。緊張するのは場数なのかなと思います。なんか他の仕事をしてみたらどうでしょうか?
デパートとかでマイクを持って説明しながら販売する感じあるじゃないですか。足を止めて買っちゃうんですよ、鍋とかフライパンとか。結局、見せてくれたみたいに簡単ではなく使い方が難しくて上手く使えないんですけど、魅せ方の技に感動しますよね。
大根 仁
僕も20代の頃は3人以上の人前で話すことができませんでした。頭真っ白、声の震え、汗、よおおおくわかります。
ですが今はたぶん、何万人の前でも大丈夫です。先日もギャラクシー賞というテレビ・ラジオ・放送界の一大イベントで登壇したのですが、壇上に立つまで何も考えていなかったのに、スラスラと話せました。なぜそうなったか?これは明確な理由があって、自分の仕事に自信がついたからです。プレゼン内容を死ぬほど作り込み、精査し、誰よりも自分が一番そのプレゼンに惚れ込む。酒よりも仕事に酔うことです。