箭内道彦
「友達の友達はみな友達だ。世界に広げよう友達の輪」というのは、実際には、なかなか難しいものです。自分の友達Aと、別ラインで付き合ってる友達Bは、どこかで繋がっても、案外うまくいかなかったりします。どうしてでしょうね、関係を張り合っちゃうのかな。「私の方がこの人をわかってる」って。20年近く会社をやっていて大事だと感じるのは、社員の配偶者(もしくは彼氏や彼女)からの好感とバックアップを得ること。そこに理解と応援があると小さな会社が強くなります。うまくやれるといいですね。
エリイ
友人の彼氏って良い時も勿論ありますが、お前誰だよ知らねーよ、友達は好きだけど彼氏は他人だしって思いますよね。殆どがその後別れるし。私だったらそこに他の友人を呼びます。その彼氏がウザい話を続けていても無視して自分の友達と話してればいいし。紆余曲折あっても大団円。しかしそんなにかなりストレスなら、友達だし2人で飲みたいな〜とか伝えてみてもいいんじゃないですか。その友人は彼氏と一緒の時間を過ごすのが当たり前の世界観で生きているんだと思うんですがまあフリータイムなので自由ですよね。
大根 仁
「昨日見た夢の話」「髪を切った話」「他人のプチ成功話」は世界三大退屈話として有名ですが、中でも成功話は厄介極まりない。最近タクシーモニターで流れるベンチャー系CMの若い成功者にも大概イラッとします。成功には失敗がつきもので、その失敗にこそ他人を惹きつける“笑い”があるはずなのにプチ成功者に限ってそこをはしょって自分を大きく見せたがる。その点、矢沢永吉=永ちゃんの成功話は常に挫折、詐欺、借金などの大失敗がセットで落語のように面白い。YouTubeにいくらでもあるのでストレス解消にどうぞ。
漫画家・堀道広が描き下ろし。〈LIXIL〉のGREEN WINDOWを体感した、ある一家の物語