箭内道彦
お疲れ様です。オンライン会議は入室のタイミングが非常に重要ですね。あなたのような方は特に、定刻より早く入ってはいけません。かといって遅刻も気まずい。仮に午前10時からの会議であれば、10時0分00秒に参加のクリックをすること。その際、できればマイクをミュート、ビデオをオフにして入り、画面に名前だけをまず表示させる。会議のスタートを見極めてマイクとビデオをオンに。話は変わりますがこの状況の昨今、「マスク萌え」とともに「オンライン萌え」が広がっていますね。興味深く感じています。
エリイ
「袖振り合うも多生の縁」って感じで、道で人と袖を触れ合うような前世からの因縁によるものだという意味のことわざです。ぜ、ぜ、ぜ、ぜんせ!いや〜どうもどうも、ここに集まったのも生まれ変わる前からの廻り合わせであり、偶然ではない、とお伝えしたいと思います!私たち、以前どこでお会いしましたか?という問いをすれば、シーンとなり、優しい誰かが場を取り繕うように私以前占い師さんに言われたんですけどぉ、エジプトで布を織る職人だったみたいでぇと始めてくれるうちに会議の時間がやってきます。
大根 仁
オンライン会議の参加の仕方のそれぞれで、一番違いがハッキリしているのは、背景画面のチョイスですよね。自宅やオフィスをそのまま映す人もいれば、バーチャル背景の人もいる。バーチャルで笑ったのは、ある助監督が選んだ“歌舞伎町入口”の背景でした。仕事の打ち合わせなのに歌舞伎町って。ほかにもエヴァンゲリオンのネルフとか、町中華屋とか微妙な個性をアピールする人もいました。「なぜその背景?」は、そんなに時間もかからないし、相手の人となりもわかるし、適度な話題にふさわしいのではないでしょうか?
窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓