箭内道彦
これはここでは語り尽くせない大きな社会の問題ですね。世の中に人手が余っている状況なら、若い社員も頑張らなくてはいけなくなる。けれど人手不足の今は、いてくれるだけで助かる状況にもなっている。仕事のあり方も僕らの時代のように、でかい夢を実現するためとかそういう感じでもなくなっている部分も多分あって、そう理解して接さないと。自分を振り返ると随分時間がかかって育ったなと思うけど、今は、育つのを待てる余裕がこちらにもないんですよね。若い人たちはある意味、一番の犠牲者だと思います。
エリイ
私、会社で働いたことないし部下もいたことないし上司もいないから全く分からん。バイト時代は上司的存在がいても全てカラオケ行って飲んでただけだし参考にならん。こういうのは上の箭内さんがとても良い回答をしてくれているでしょう。きっと箭内さんはかなり可愛がって目をかけて育てた部下が突然辞めたり裏切られたり、沢山あって飲まずにはいられない夜もあったのかなあ。それでも前を向き今は良い部下にも囲まれて生きているんだろうなあ。やはり量をこなして残った質をすくっていくのかなあ。全て憶測ですが。
大根 仁
「育てる」って?おこがましいわ!たまたま先に生まれただけで、たまたま経験値が上なだけで、よくそんなことが言えますね。「体育会系だった」って?知らんわ。世の中全員、体育会系で育ってるわけじゃねえし。マジうぜえ。そんでもって「今の子は」っていう決めつけな。「今の子」たちも同じように「今の上司」に悩んでるから。僕はたまたま上司に恵まれたのですが、彼らが部下と仕事をする時のスタンスは共通して「ここは任せた、ダメだった時のケツは俺が拭く」でした。部下の皆さんに同情します。
「ダンプさんのすごさを身をもって知った」ゆりやんレトリィバァが語る、『極悪女王』の舞台裏