箭内道彦
「ナシですよね?」「ナシです」「ナシですよね?」「アリです」あなたがアリだと思うならアリだし、ナシだと思うならナシだと思います。これじゃ相談室にならないのかもしれませんが、「別れる」も「別れない」も、あなたの中にある答え。世界の「2人」の数だけ、あり方があります。他人には理解することのできない形があるのだと思います。もし自分だったら、目には目をと、相手と同じことをしてみるかなあ、いや、あなたはご自分を大切にされた方がいいですね。あなたのお話を聞いてそんなふうに思いました。
エリイ
離婚して、仕事の関係は続けていくというのがいいんじゃないでしょうか。家庭はそれぞれなので許容出来るんならやっていく、出来ないなら考えるしかない。質問者さんは離婚したいけど仕事の事もあるし今一歩ふみきれずに誰かに背を押してもらいたいんでしょう。ここで面白いのが外国人という単語です。鎖国してた日本は未だに外国人という言葉が入ると一気に想像力を失う傾向があり、外国人が入るだけで物事が公平な目で見れなくなります。もはやニンジャが投げる煙玉みたいで、今回もラテン的との見え方あります。
大根 仁
120回も相談に答えながら思うのは「そんなん知らんがな!当事者しかわからんよ!」です。その中で最たるは男女間の問題であり、また「他人が口出しするもんじゃない」とも思うのです。古今東西の国であらゆる才能が「恋愛」「夫婦」をテーマにしながらいまだに普遍的であり続けるのは、決してそこに正解や真理がないからでしょう。人類最大にして最難の問題に俺ごとき三文野郎が答えられるわけないですよ。ただ、物語としてはとても惹かれます。キャスティングも素晴らしい。いっそ本でも書いてみては?
知覚を揺さぶる表現活動で一歩前へ。玉山拓郎が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉