Visit 2024.7.18 Visit 訪れる 2024.7.18 海と高原のおいしいものを味わい尽くす!長崎・小浜温泉、雲仙温泉で訪れたいスポット19選 元気な野菜と新鮮な魚介に魅せられる料理人が続出。小浜温泉、雲仙温泉の今を楽しむ19のスポットをまとめてご紹介! photo: Norio Kidera / text: Michiko P. Watanabe / map: Shinji Abe 小浜温泉、雲仙温泉ホッピング 直売所〈オーガニック直売所 タネト〉 イタリア料理〈Locanda del Campo〉 日本料理〈彩雲〉 ビストロ〈BEARD〉 魚〈田中鮮魚店〉 豆腐〈森﨑豆腐店〉 カレー〈カレーライフ〉 スイーツ〈アール・サンク・ファミーユ〉 ちゃんぽん〈入潮食堂〉 カフェバー〈BAR LION-J〉 スナック〈スナック ピッコロ〉 居酒屋〈居酒屋 多乃吉〉 宿〈湯宿 蒸気家〉 温泉〈脇浜温泉浴場〉 景観〈清七地獄〉 スイーツ〈遠江屋本舗〉 ホテル〈雲仙観光ホテル〉 宿〈雲仙温泉青雲荘〉 温泉〈小地獄温泉館〉 直売所〈オーガニック直売所 タネト〉 入れ替わり立ち替わり、農家の方が野菜を届けてセットしていく。冬は野菜が豊富な時季。今日のランチは対馬のジビエラーメン。 イタリア料理〈Locanda del Campo〉 ワラで燻してからフリットにしたアコウ・新米と新ショウガのソース、アケビのフリットと発酵グリーンレモン。「ぼくらの米で造った日本酒」と。シエナのご当地パスタ、パッパルデッレ 猪肉のラグーソース。店主夫妻。 日本料理〈彩雲〉 朝食御膳。この豪華さを見よ。鳴滝神社の湧き水で煮た岩崎さんのトウガンや黒田五寸ニンジン、赤目イモや、八媛(やひめ)カボチャ、棚田米のおいしさは格別。橘湾の絶景を見ながらの食事は殿様気分。店主の宮下裕之さんと史織さん。 小浜温泉 島原半島の西側に位置し、美しい曲線を描くカルデラ湾の橘湾は、日本景観100選の地にも選ばれている名勝地。高台に上れば、左手には雲仙普賢岳の山頂を見ることもできる。海底にはとんでもないエネルギーを放つ高温・高圧の“マグマだまり”があり、地獄の湯煙のもとになっている。橘湾は、いりこの原料となるカタクチイワシの一大産地で、沿岸漁業の聖地でもある。有明海からの沿岸水と外洋水が混じり合い、多種多様な魚たちを育んでいる。ビストロ〈BEARD〉 素材の良さをストレートに伝えたくて、料理がどんどんシンプルになってきているという〈BEARD〉原川シェフ。〈蒸気家〉の源泉は料理に使用。水は(ちぢわ)千々石の湧き水を。ナチュラルワインと。 種を守り継ぐ農家、田中遼平さんの〈田中農園〉の赤リアスからし菜と〈森﨑豆腐店〉のざる豆腐で作ったディップ。相性ぴったり。トウガン、源助大根葉。大根葉の緑のソースが鮮やか。田中さんのトウガンと、敬愛する農家、岩崎さんが間引きした大根と、丹精した米を鯛のアラのだしで炊いたものを添えて。アンデスレッド、風黒(かざぐろ)里芋、岩崎さんの伏見甘長唐辛子、そして真鯛の温泉蒸し。 魚〈田中鮮魚店〉 小魚から大物まで、ピカピカの魚が並ぶ。魚種の多さが橘湾の豊かさを物語る。一目で鮮度の良さがわかる魚ばかり。料理のプロも買いに来るので、朝早くから大忙し。イワシやアジを次々におろして衣をつけ、あとは揚げるだけの状態に整えたり、自家製かまぼこを作ったり。自家製のエタリ(カタクチイワシ)の塩辛も人気。夕食や宴会用の刺し身盛り合わせなども注文可能。温泉蒸しに何がいいかという相談にも乗ってくれるし、下処理もしてくれる。夕食の買い物だからと夕方に行くと、種類も量も減っているので、早めに訪ねるのが望ましい。豆腐〈森﨑豆腐店〉 創業約80年。2代目店主の森﨑正さん夫妻は早朝から忙しく立ち働いている。〈BEARD〉原川シェフが愛用しているのは、こちらのざる豆腐。〈BEARD〉に食事に行った客が、ざる豆腐で作ったペーストを食べて、あまりにおいしくて、わざわざ買いに来るという。温泉蒸しにもちょうどいい形。絹、木綿、ざると厚揚げの4種。効率が悪いからと薄揚げはない。面白いのは厚揚げで、ざる豆腐を4つに切って揚げたような厚み。外は香ばしく、中はとろっ。焼いてもいいが、こちらも蒸すとぐっとおいしくなる。ショウガ醤油がおすすめだ。カレー〈カレーライフ〉 スパイスカレーと自家焙煎コーヒーの店〈カレーライフ〉。小浜グリーンカレーなど4種。1種盛り1,100円。4種盛り2,000円。 スイーツ〈アール・サンク・ファミーユ〉 アイスソルベとお菓子の店〈アール・サンク・ファミーユ〉。店主・松尾利博さんはパティシエ、グラシエ、ショコラティエの3役。島原バナナのアイスなど、地元のフルーツも使用。380円~。ちゃんぽん〈入潮食堂〉 自家製麺の〈入潮食堂〉。ちゃんぽん卵入り900円。トルコライス1,200円も。カフェバー〈BAR LION-J〉 デジマフライドポテト、山栗の素揚げなど、地元食材を用いた料理はどれもおしゃれ。地産フルーツのカクテルなど酒も多彩。スナック〈スナック ピッコロ〉 〈スナック ピッコロ〉のチャーミングな井上あつ子ママ。旬の小鉢やスパイスカレー、エッグサンドも手作り。焼酎飲み放題90分3,000円、ハイボール500円~。居酒屋〈居酒屋 多乃吉〉 おいしいもの満載でお酒が進む〈居酒屋 多乃吉〉。鮮度抜群の刺し身をはじめ食べてみたいものだらけ。〈蒸気家〉社長薦のホーレン草にんにく600円はサイコー♡ 宿〈湯宿 蒸気家〉 小浜温泉のイチオシの素泊まり宿。近くまで行くと、もうもうと湯煙が上がっているのですぐわかる。温泉が流れる蒸気釜の木の蓋を取って見せてくれたのだが、源泉はまるで急流のように流れていて驚く。地球ってすごい。この宿、食事なしという潔さで、布団もセルフで敷く。食事は外食もしくは出前、あるいは宿で温泉蒸しを。温泉蒸しもセルフだが、共用のキッチンに調理道具はばっちり揃っているし、レシピも材料の買い物マップもあるので、室内キャンプ気分で楽しめる。家族連れで“蒸し”に訪れる客も多い。ただし、やけど注意。客室。大浴場。21時まで日帰りで入れる。 温泉〈脇浜温泉浴場〉 1937年創業の木造〈脇浜温泉浴場〉。通称は、おたっしゃん湯。まるで時が止まったようにレトロだ。入口にはいかにも年季の入った立派な藤棚。脱衣所に入ると素敵な木製のロッカー(漢字で書きたいような)があり、気分がアガル。浴槽が浴室中央にあるデザインで映画『湯道』の湯船のモデルにもなった。入浴料200円。 雲仙温泉 景観〈清七地獄〉 30ヵ所余りある地獄の一つ、清七地獄。潜伏キリシタンの清七が処刑された頃に噴出が始まったという逸話から、命名された。硫黄の臭いが漂い、まさに地獄の様相。スイーツ〈遠江屋本舗〉 〈遠江屋本舗(とうととおとうみや)〉の湯せんぺい。耳つき。小麦粉、砂糖、卵、重曹に温泉水を加えて練り上げ、一枚ずつ丁寧に焼く“純一枚”手焼き。1枚100円。明治初期に温泉好きの殿様に献上するために作られたものとか。ホテル〈雲仙観光ホテル〉 1935年創業、日本クラシックホテルの会に九州で唯一加盟する〈雲仙観光ホテル〉。真鍮の設えがピカピカに磨かれ、ロビーはどっしりと落ち着いた雰囲気。奥の階段を上るとラウンジとダイニング。ゴルゴンゾーラベイクドチーズケーキ787円、コーヒー605円(14時~16時提供)。ランチ2,299円〜は土・日・祝のみ営業(12時〜13時30分LO)で前日までに要予約。ディナー18,150円は3日前までの要予約(宿泊客優先)。 宿〈雲仙温泉青雲荘〉 国立公園の中にある〈雲仙温泉青雲荘〉。白濁した露天風呂が自慢。温泉〈小地獄温泉館〉 〈青雲荘〉から徒歩5分の外湯〈小地獄温泉館〉。大正8(1919)年開館の共同浴場。木造の建物が秘湯感を募らせる。500円。 関連記事 元気な野菜と新鮮な魚介に魅せられる料理人が続出。長崎・小浜温泉、雲仙温泉 visit 訪れる #レストラン #温泉 #長崎 Videos 動画 【11/15発売】沁みる映画。 Videos 動画 【11/15発売】沁みる映画。