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待っているのは唯一無二の体験。一島丸ごと借りられる無人島3選

島国・日本には、一島丸ごと借り切れる無人島がある。ラグジュアリーなコテージに、冒険心くすぐるアクティビティ、本気のサバイバル体験まで、さまざまな滞在を選べる。

text: Chihiro Kurimoto

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充実のファシリティでラグジュアリーステイ

KUJIRA-JIMA(岡山)

岡山県玉野(たまの)市の宇野港から船で約30分の沖合に浮かぶ、周囲約2kmの無人島。岡山名産のデニムを内装に用いたコテージ、ドームテントでのグランピング、テントサイトでのキャンプと3種類から滞在スタイルを選べる。温水シャワールームや水洗トイレなどを完備しているので初心者でも安心。コテージのウッドデッキにはジャグジーも。BBQや専属シェフによる出張料理もオーダー可。

ツリーハウスにシーカヤック!アクティビティ満載の島へ

田島(たしま)(長崎)

1周約3.2km、長崎県の大村湾に浮かぶ田島では、インストラクターのサポートの下、手ぶらで無人島キャンプができる。40年前までは人が住んでいたため、築100年の古民家も立つが、電気、ガス、水道は不通。島内では、ツリーハウスやシーハウス、シーカヤック、釜を使った炊飯、五右衛門風呂といった多彩なアクティビティを楽しめる。

食料調達から火おこしまで自給自足のサバイバル

妻ヶ島(長崎)

長崎県・壱岐島の印通寺港(いんどうじこう)から船でわずか約5分。2002年を最後に定住者がいなくなった島では、今も神社や井戸など人が暮らした名残が見られる。おすすめの「サバイバルプラン」は、チャーター船で専用エリアから上陸。

電気も水道もなく、テントの設営や食料の確保、火おこしまで、自分たちで行う。食材は持ち込めるが、豊かな漁場で魚を釣ってさばくのもいい。自給自足のサバイバル環境で、野性の勘を取り戻そう!

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