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再生レザーのウォレット、竹製ボトル、積み木。誰かを助ける、ソーシャルグッドな日用品 Vol.2

毎日手にするだけで幸せになれる日用品。もしそれを買うことでさらに誰かをハッピーにできるとしたら、そんなにうれしいことはない。世界のどこかの誰かとつながる日用品をご紹介。「誰かを助ける、ソーシャルグッドな日用品Vol.1」も読む

Photo: Kaori Oouchi / Text: Yuriko Kobayashi

〈MAKOO〉の
パスケースとウォレット

環境に優しく、かっこいい
再生レザーという選択

廃棄されるはずのレザーを再利用し、ハイセンスな小物に生まれ変わらせる〈MAKOO〉。「本革の裁断破片などを集めて粉砕したものを混ぜ、再加工したリサイクルレザー。使うほどに味が出てきます」(坂口)。

〈MAKOO〉のパスケースとウォレット
上/パスケース H7.5×W12㎝ ¥1,320、下/ウォレット H10.5×W12㎝ ¥5,700(マコー/TEL:090-8645-6212)

〈Watanabe’s〉の
藍染めTシャツとポーチ

藍を育て、染め、縫う
大地から生まれる服

徳島県上板町を拠点に藍の栽培、染料となる蒅造り、染色、製作を一貫して行う〈Watanabe’s〉。「着古した服を藍で染色してくれるサービスも。伝統工芸を今に伝えつつ、“捨てずに長く使う”意識も芽生えさせてくれます」(鵜飼)。

〈Bamboo Revolution〉の竹製ボトル

エコ素材の竹を使った
ナチュラル・マイボトル

生長が速いことから有効な資源として注目される竹の水筒。「ポートランドの〈Coava Coffee Roasters〉で購入。色や佇まいが優しくスタイリッシュ。日本ではまだ珍しく、持っているとよく声をかけられます」(坂口)。

〈Bamboo Revolution〉の竹製ボトル
φ7×H20㎝ 45ドル(BAMBOO REVOLUTION/https://bamboo-revolution-3.myshopify.com

〈tumi-isi〉の積み木

林業について知り、支える。
日本の森を再発見する玩具。

奈良県・吉野の特産である吉野杉やヒノキで作った多面体の積み木。「林業は木を育て活用するまでの数十年、数百年の視野で物事を考えます。子供の頃から木に触れることが、森とともに生きるという持続的な視点の習得につながると信じたいです」(相馬)。

神山隆二作の再生陶器

グラフィックの力で
廃棄される陶器に命を

アーティスト神山隆二が手がける作品は、歪みや塗りムラのため廃棄される陶器を使ったもの。「神山くんのグラフィックをのせることで魅力的な作品に生まれ変わったプロダクトはユーモア満載でかっこいい!」(鵜飼)。

神山隆二作の再生陶器
鉢¥5,000、プレートは鵜飼さん私物。(fridge setagaya)

〈AVM〉の蝦夷鹿リング

指にまとう豊かな生態系
環境を思う野生鹿のリング

北海道・根室の森に生きる野生の蝦夷鹿の角を材料に生まれる精巧なリング。「根室という土地に根を張ったデザイナーだからこそ作れるプロダクト。自然環境が変われば動物の生態系も変わる。人間の暮らしが地球環境とともにあることを教えてくれます」(相馬)。

日用品をセレクトした3人