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日用品図鑑:〈NOTA_SHOP〉加藤駿介の愛用する〈Échapper〉のタオルetc.

毎日使う相棒のような日用品には、その人らしさが表れている。滋賀県の信楽で〈NOTA&design〉として作陶、各種デザインを行いながら、ギャラリーショップ〈NOTA_SHOP〉を運営する加藤駿介さんに、愛用している時計、お皿、タオル、オブジェを教えてもらいました。

edit: Mami Wakao / text & photo: Shunsuke Kato

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〈PHILIPS〉のトリノ

PHILIPS_掛け時計

事務所で使う掛け時計をずっと探していて、ネットで見つけたフィリップス社のモノ。

個人的に掛け時計は文字盤のないデザインが好みだが、なかなか良いものがない。

シンプルさと適度なポップさが同居していて、ちょうどよいデザイン。調べると、1986年にグッドデザイン賞も受賞しているみたい。

古谷宣幸の「黒釉四方向附」

古谷宣幸の「黒釉四方向附」

地元信楽で活動する古谷宣幸の「黒釉四方向附」。中学の同級生であり、〈NOTA_SHOP〉オープン時から取り扱いのある作家。

向附として作られているものだが、万能なお皿として使用しています。

穴窯で焼成された黒釉の具合と、品のある佇まいがお気に入り。
不注意で割ってしまったので、黒漆で直しています。

〈Échapper〉(エシャぺ)のタオル

03_エシャペ_タオル

研究や実験に4年の歳月を費やし、妥協せずにつくられた〈Échapper〉のタオル。

使い心地が良いのはもちろん、原料や製造工程においても環境負荷に配慮したものづくり行っている。

毎日使うモノだからこそ、本当に良いものを使いたいと思いますね。

中沢学の「蘇民将来符」

中沢 学の「蘇民将来符」

木工作家・中沢学が作った「蘇民将来符」を模した置物。古物からインスピレーションをもらい、制作している彼らしい作品。

素朴な佇まいが最近のお気に入り。

オブジェとか置物って古の時代から目に見えないパワーを得るために存在するのかもしれませんね。

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