
日用品図鑑 〜お茶碗、ポーチ、花器、ペン編〜
edit: Mami Wakao
お茶碗
小野哲平の飯碗
陶芸家・安藤由香

〈essence kyoto〉で購入した小野哲平さんの飯碗。渋くてかわいい。
ほかほかのご飯を盛るたびに、「あ〜、今日は良い一日だったな」と思わせてくれるやさしいお茶椀。
鈴木まるみの茶碗
〈オルネ ド フォイユ〉谷卓

茨城県の笠間で活動されている鈴木まるみさんの器。飴色っぽい釉薬が気に入り購入しました。
渡邊心平さんのお茶碗
音楽家・江﨑文武

伊万里の陶芸作家、渡邊心平さんのお茶碗。銀座の〈日々〉というお店で出合いました。
絵筆の繊細なタッチとスラリとしたフォルムの相性のよさが気に入っています。眺めているだけで優しい気持ちになれます。
飛び鉋の茶碗
〈KIAN〉石川佳世子

茶碗は毎日同じものを使うので、しっくりくる重さやサイズ感、手に馴染むフォルムやタフさを兼ね備えているものを!と、しばらく探していました。ふらっと立ち寄った書店で見つけたこの茶碗は全てが程よく、毎日愛用しています。
タナカシゲオさんの飯碗
〈アーキペラゴ〉上林絵里奈

奈良県の明日香村で作陶されているタナカシゲオさんの飯碗。店の展示会のときに家族4人分を購入しました。
薪で焼かれた飯碗はそれぞれの表情があり、手に持った時の収まりや白い釉薬の中にうっすらと表れる茜色が気に入っています。
〈YouthQuake〉×〈マルヒロ〉のプレート
〈NEUT Magazine〉平山潤

友人が参加している東京を拠点に活動するクリエイティブ・クルー〈YouthQuake〉と、波佐見焼の陶磁器ブランド〈マルヒロ〉のコラボのお皿。チェーン柄のブリンブリンな感じがお気に入りです。
額賀章夫さんの黒いお茶碗
ブランディングディレクター・福田春美

ウチは決まったお茶碗がない。いわゆるご飯茶碗というものも6種類くらいあり、ご飯茶碗にもなるものだと10種類以上。その時々の料理の出し方で変わってしまい、時には茶碗でないものも使う。
スタンダードな白飯を食べるときはどれを使うだろうと考えたところ、白い湯気の景色を楽しむにはこの2点だ。
右は、お鍋のときにも使う小鉢に近い形ですが、ご飯少なめのときに。左は、笠間の額賀章夫さんのもの。彼にしか出せない独特な黒の茶碗。
〈島るり子〉のお茶碗
〈belk〉北村健太郎

陶芸作家・島るり子さんの粉引き飯椀。
ゆたかな粉引の風合いと自然な揺らぎが、手に優しく馴染み日常使いにとても心地よいです。
中国の万能碗
ひとともり・長坂純明

無意識に手が伸びる万能碗。たしか中国の雑器。
双喜紋の碗
〈cineca〉土谷未央

高麗茶碗を思わせる佇まいに一目惚れして骨董市で購入した碗。ちょっとした丼ものを食べるときに使っています。
なぜか双喜紋が好きで、良い形の双喜紋が書かれた陶磁器を見つけるとつい買ってしまいます。
〈喜八工房〉の樫椀
〈wa/ter〉デザイナー・小倉寛之

金沢の「Cazahana」さんで10年ほど前に購入してから、その木肌や質感に惚れ込んで愛用しています。
常に品薄のため、〈喜八工房〉さんに制作をお願いし、気長に出来上がるのを待ちます。
〈リビルディングセンタージャパン〉で買った中華のお茶碗
絵描きイズミダ リー

長野出張の際に訪れた〈ReBuilding Center JAPAN〉で購入した中華のお茶碗。
ラーメン丼とお皿も一緒に購入したので、自宅で大好きなラーメンやチャーハンを食べるときにテンションが上がります。
長野出張の際は、取り組みやコンセプトが好きな〈ReBuilding Center JAPAN〉に立ち寄ることが多いです。
陶芸家・鶴見宗次さんのお碗
〈HERBSTAND〉平野真菜実

ところどころまるでガラスのように光るアイスグリーンの色味と、手びねりならではの柔らかさに惹かれた陶芸家・鶴見宗次さんの大きめのお碗。
春先に出合い、木の芽を散らした筍の炊き込みご飯、夏にはほかほかの白米と鰻のひつまぶし、それから冷やし素麺までフル活躍してくれています。
透明釉の碗
写真家・原田教正

どこで買ったのか、まったく思い出せない。
色や形を見て想像すると朝鮮から来たのだろうか。高台が小さく碗の立ち上がりも美しい。薄い透明釉がよく似合っている。
小林耶摩人さんのお碗
スタイリスト・宇藤えみ

小林耶摩人さんの個展で出会った器。
美しいフォルムとマットな質感に惹かれました。他にも小林さんの器を少しずつ集めています。
ポーチ
〈無印良品〉のナイロンメッシュケース
陶芸家・安藤由香

軽くてハリがあって中身が見えるポーチは意外と他にない。やわらかいポーチだとカバンの底に沈んで行方不明になりがちだけれど、これはスッとカバンから取り出せるところが気に入っている。
インドのブロックプリント生地のポーチ
〈オルネ ド フォイユ〉谷卓

インドへ行った際に購入した〈ANOKHI〉のポーチ。インドの伝統染であるブロックプリントの生地を使ったファブリックブランド。
花柄などが多い中、メンズでも使えそうな色合いのブロックプリントと出合えました。
〈アーツ&サイエンス〉のポーチと小物入れ
音楽家・江﨑文武

パスポートがちょうど入るサイズなのですが、ほどよく収納力があり、バッグインバッグとしても活躍しています。小物入れはなかなか見ないサイズ感のもので、旅先にアクセサリーを持ち運ぶのにぴったりです。
母と祖母から譲り受けたポーチ
〈KIAN〉石川佳世子

猫形のポーチは母から、ブルーのポーチは祖母から譲り受けました。猫は砂が詰まった長い尻尾がチャームポイント。化粧品を入れて使っています。
〈LUISA CEVESE RIEDIZIONI〉のポーチ
〈アーキペラゴ〉上林絵里奈

京都の〈gallery 白田〉さんにて開催されていた〈ATELIER TOA〉さんの展示で一目惚れしたポーチ。ケナフをポリウレタン樹脂と合わせることで新たな価値を生み出しています。不思議な質感ですが、丸洗いできるのもありがたいです。
〈フライターグ〉のiPhoneケース
〈NEUT Magazine〉平山潤

7年前くらいから使っている〈FREITAG〉の名刺入れ。本当は名刺入れではなく、iPhoneケース。最近のiPhoneは大きくなりすぎて入らないので、名刺とステッカーを入れるケースとして使用しています。〈FREITAG〉創始者のマーカス・フライターグにサインを書いてもらったんですが、使いすぎて消えてしまいました。
カゴ編みポーチと〈JETMINMIN〉のポーチ
ブランディングディレクター・福田春美

荒物が好きで、世界各地のカゴモノを集めてしまう病を持っています。かご編みポーチは、千駄ヶ谷の〈PILI〉で購入して気に入って使っていたら1年くらいで角が割れてきてしまったのですが、沖縄を訪れたときに〈波羅蜜〉さんで見つけて、壊れてもいいように数個購入させていただきました。静岡の〈JETMINMIN〉さんに、数年前に取材で訪れたときにいくつかのポーチを手に入れてから、気に入って使っています。味わい深いクタッと感がたまらないです。
〈JOSEPHINE LEVI〉小物入れ
〈belk〉北村健太郎

靴職人の佐藤正兼さんが作る革製品。
デザインはブランド名にもなっている〈JOSEPHINE LEVI(ジョセフィーヌ レヴィ)〉というフランス出身のデザイナー。
財布も同ブランドのものを使っており、余計なものを一切削ぎ落としたシンプルな佇まいがとても気に入っています。
台湾のプラスチック袋
ひとともり・長坂純明

脱プラスチックの世の中においても、台湾の定番プラスチック袋は健在です。
もうすぐ100歳のがま口
〈cineca〉土谷未央

1日分の薬を入れる入れ物としてこのがま口を使ってます。
祖母から母へ、母から私へ、持ち主を変えながら、なぜかずっと愛用されている家宝みたいな存在。
どうやら祖母が知り合いの革職人さんに作ってもらった非公式品です。ミッキーの目の形に歴史を感じます。
〈アーツ&サイエンス〉のレザーポーチ
〈wa/ter〉デザイナー・小倉寛之

数枚のカードとコインケースを兼ねています。
大きな財布より、ラフなこのポーチがポケットにも収まりが良くて普段使いに重宝しています。
〈フェアウェザー〉のdry sack(slate blue)
絵描きイズミダ リー

誕生日プレゼントで頂いた〈FAIRWEATHER〉のdry sack。
友人が作っているこちらはサイズを調節できるので出張先やアウトドアとシーンを選ばず大活躍。薄く軽いので持っているととても便利です。シンプルで飽きもこないデザインなのも良い。あとはやっぱり、友人が作っているというのが、個人的に一番嬉しいポイントです。
〈R&D.M.Co〉のハーベストフェスティバル柄巾着
〈HERBSTAND〉平野真菜実

私たちが暮らしの拠点としている富士北麓生まれのリネンブランド〈R&D.M.Co〉のハーベストフェスティバル柄巾着。
綿100%でハンカチのような上品な肌触りが気に入っています。「衣と住」暮らしの道具が揃う〈LONGTEMPS〉のオーナーさんが出産のお祝いにと、くださったものです。
コットンガーゼの袋
写真家・原田教正

ハンカチやリップクリームを入れたり、ピンで刺して壁に飾ってみたり。
〈スパイラルマーケット〉の展示で見つけた武井春香さんの柿渋と藍染めの小袋は、いくつでも持っていたくなる。
誰かにあげようと6枚も買ったのに、全て自分で使っている。
アジア土産の刺繍ポーチ
スタイリスト・宇藤えみ

妹からの、海外(ミャンマーだったかな)のお土産。
普段お洋服はシンプルなものが多いですが、ピンクや刺繍ものは昔から好きで、小物で取り入れることが多いです。
これを持っていると、意外と言われることが多い(笑)。
花器
〈アーキペラゴ〉×〈花屋 みたて〉の鉢植え
陶芸家・安藤由香

登り窯の道具であるサヤを用いた鉢植え。丹波篠山に引っ越して間もない頃、家に緑が欲しくてセレクトショップ〈archipelago〉にて購入。寄せ植えは京都の〈花屋 みたて〉によるもの。
「ホヤ・レツーサ」
〈オルネ ド フォイユ〉谷卓

吊るせる植物を探していて出合った「ホヤ・レツーサ」。軽やかな雰囲気で、どこに置いても馴染むので気に入って育ててます。
〈REN〉で購入したゲッキツ
音楽家・江﨑文武

1919年創業の〈REN〉という植物専門店で購入した「ゲッキツ」です。植物には全く詳しくないのですが、店員さんによれば、うまく育てると花をつけることもあり、ジャスミンのような香りがすることもあるそうです。
買い付けで出会った海外の花器
〈KIAN〉石川佳世子

牛モチーフのピッチャーは、サンフランシスコの中古ショップで発見した〈Arabia〉のもの。グリーンのU字花器は、スペインの花器デザイナー〈Valeria Vasi〉の作品。Valeriaが新色のサンプルを試作していた際にプレゼントしてくれたお気に入り。幾何学モチーフの小さな花器はロンドンのアーティスト〈Anna Beam〉の作品。〈KIAN〉で取り扱う際に空輸で割れてしまったものを金継ぎして使っています。
こばやしゆうさんの花器
〈アーキペラゴ〉上林絵里奈

奈良の宇陀にあるギャラリー〈夢雲〉のオーナー・山脇優喜美さんが第一子の出産のお祝いにとくださったものです。静岡にお住まいの陶芸家こばやしゆうさんの花器だそうで、海や自然の近くで物づくりされているゆうさんのおおらかさを感じる花器。庭で採取した植物を活けるのが楽しいです。
〈+d〉の一輪挿しと紫陽花
〈NEUT Magazine〉平山潤

梅雨生まれだからなのか、子供の頃から大好きな紫陽花。東京の街には桜やいちょうも多いですが、紫陽花もどこにでもあって、毎年6月くらいになると嬉しくなってスマホでたくさん写真を撮ってしまいます。
花器は〈+d〉というブランドのフラワーマンです。枯れてもお花が可愛く見えるところがお気に入りです。
浜名一憲さんの白い大壺、森岡成好さんの焼き締めなど
ブランディングディレクター・福田春美

花瓶置き場でもあり、しつらえでもあり、現代作家と骨董と古道具とで、家の一部にこんなコーナーができてしまいました。花瓶というより壺が好きで、いただいたお花や植物は壺に突っ込んだりしています。
白い大壺は浜名一憲さん、その横の焼き締めは森岡成好さん、手前の小さい蓋物は小野哲平さん、四角のが泉田之也さん、植物が刺さっているのが笠間の菊地亨くんの器にステンシルの守矢努さんが釉薬で描いた壺、石の上に絶妙に載っているのが元COSMIC WONDERで陶芸家の安田都乃さん、などなど。
アセビの木
〈belk〉北村健太郎

お店を始めたときから店内の中央に森のように生けているアセビ。
外に広がる自然と店内を繋げてくれる〈belk〉の象徴的な存在。
〈SKLO〉の「Bulb Vase」
ひとともり・長坂純明

金沢・香林坊にあるアンティーク店〈SKLO〉の「Bulb Vase」。
電球に使われるはずだったガラスに針金をつけて壁掛け花器にしたもの。さまざまな形状のものがあり、気軽に植物が飾れる。
花器のようなオブジェのようなもの
〈cineca〉土谷未央

うちは猫がいるので家の中にお花を飾ることは滅多にできないですが、飾りたい欲求だけが先回りして花器はいろいろものを持っています。
植田佳奈さんの花器は花を生けなくても命を感じるような存在感が良いのです。
フランスのヴィンテージ花器
〈wa/ter〉デザイナー・小倉寛之

ピッチャー型のヴィンテージ陶磁器を花器として使っています。
19世紀フランスの〈Opaque De Sarreguemines(サルグミンヌ)〉というブランドのもの。
用途を絞らないものが好きで、割れてしまった部分も金継ぎしてもらいさらに愛着がわいています。
空きボトルをアップサイクルした花瓶
絵描きイズミダ リー

花瓶を購入することも多いですが、去年ごろから飲み終わったボトルを花瓶にすることが増えました。
自分でボトルに絵を描いたり、飲み終わったワインやジンやラムのラベルを剥がすとそれぞれ個性があり綺麗。
これは美味しかったな〜、この日楽しかったな〜と思い出せるのも面白いです。
倉敷土産の水盤
〈HERBSTAND〉平野真菜実

いつかの母の倉敷土産。華やかさこそないけれど、黒文字の花や檀香梅、山に自生する草木との相性が抜群で、日々摘んでは生けるのが習慣です。
いくつもの花瓶を持ち合わせているけれど、山麓での今の暮らしに一番フィットしている花器かもしれません。
八角形の花器
写真家・原田教正

真ん中に穴が開いているから、決して生けやすくはないけれど、そういう道具を不便だとは思わない。
高桑英隆さんのこの花器に似合う花は、生け方は、どんなだろう。そう考えさせてくれる、素晴らしい暮らしの道具。
木の一輪挿し
スタイリスト・宇藤えみ

(左)木工作家・酒井航さんの作品。築100年の民家解体で出た古材で作られた一輪挿し。
ひとつひとつ表情が違うのでオブジェとしてインテリアのようにも飾っています。
(右)フラワーアーティストの友人からのお誕生日プレゼントでいただきました。
小豆島のオリーブの木で作られてできた一輪挿し。お花を飾ると木に一本の花が咲いているようで美しい。
こちらもオブジェとしても飾っています。
ペン
〈トンボ〉の筆之助
陶芸家・安藤由香

15年ほどずっと買い続けている〈トンボ〉の筆之助。特に「しっかり仕立て」の筆圧が好きで、作品を作る前のイメージスケッチをするときにはこれ一択。どうかこの先も廃番にならず永遠のロングセラーでいてほしい。
〈ファーバーカステル〉の鉛筆
〈オルネ ド フォイユ〉谷卓

手に馴染む木の質感と書き心地が気に入ってます。ノートにアイデアやイラストを書くときの専用鉛筆です。
〈ラミー〉の「Safari」と〈モンブラン〉の「146」
音楽家・江﨑文武

中高時代から愛用している〈LAMY〉の「Safari」と、大人になって愛用している〈Montblanc〉の「146」です。デジタルで文字を量産できる時代ですが、万年筆で丁寧に文字に想いを乗せていく時間が愛おしく思えます。一緒に写っている〈モレスキン〉のノートはSafariで書いた、高校時代の授業ノートです。
Apple Pencil 第2世代
〈KIAN〉石川佳世子

友人に勧められて試してみたところ、書き心地が良く気に入りました。
お気に入りのアプリも見つけ、今では紙とペンはほとんど使わず、iPadとApple Pencilで過ごしています。
〈OHTO(オート)〉の「LIBERTY」水性ボールペン
〈アーキペラゴ〉上林絵里奈
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大阪にある食品や本、日用品を扱う〈THOUS(サウス)〉さんで出会ったペン。
重厚感のあるデザインなのに書き味は軽くて、他の日本製のリフィルを入れ替えて使うことができます。お客様や作家さんに手紙を書くことも多いので書き味や見た目が好きで愛用しています。値段が手頃なので何本か持っています。
誕生日にもらったアイスクリーム形のペン
〈NEUT Magazine〉平山潤
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アイス好きの僕に友人が去年くれたアイスクリーム形のボールペン。
ノートは活動拠点の代々木上原からご近所の代々木八幡にある〈HININE NOTE〉で作ったオリジナルノート。使えば使うほど味が出るヌメレザーの表紙にエンボスで「NEUT」と入れてもらいました。
ペンとノートは編集者の大事な仕事道具です。
〈クラフトデザインテクノロジー〉トラディオプラスティック万年筆
ブランディングディレクター・福田春美
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ブランディングは、ロジックと情緒を交えながら、総合的に結果を導き出す仕事。打ち合わせのときに、思い描く座組やプロジェクトの構造など、その場で裏紙に図解して話す癖がある。描きやすさの他に、自分の声や感情が文字の線に乗っていってくれるタイプのモノが好きです。
〈PILOT〉の「バーディ」ミニボールペン
〈belk〉北村健太郎
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陶芸作家・島るり子さんの粉引き飯椀。
ゆたかな粉引の風合いと自然な揺らぎが、手に優しく馴染み日常使いにとても心地よいです。通常のボールペンの半分くらいのサイズの小さなペン。
ノートも小さなものを使っているので、ポケットからサッと取り出せるサイズ感と、無駄のないデザインが気に入っています。〈PILOT〉の「バーディ」ミニボールペン
陶芸作家・島るり子さんの粉引き飯椀。
ゆたかな粉引の風合いと自然な揺らぎが、手に優しく馴染み日常使いにとても心地よいです。
〈KAWECO〉の万年筆
ひとともり・長坂純明
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ドイツの〈KAWECO(カヴェコ)〉の万年筆。安くて使いやすい。インクは「midnight blue」を使用。
学生時代から一緒のペン
〈cineca〉土谷未央
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〈STAEDTLER〉のピグメントライナーは学生時代に建築図面を書くのに使い始めて、それ以来ずっと使っています。今は、アートワークや撮影のラフ、アイデアスケッチを描くときに欠かせないペンです。
チェコの〈centropen〉社の万年筆は、蔵前の〈カキモリ〉で購入しました。軽いから手が疲れないし書きやすい。お礼状や手紙を書くときに愛用してます。
〈ぺんてる〉トラディオ・プラマ
〈wa/ter〉デザイナー・小倉寛之
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インテリアデザインの仕事をするようになってから、このペンはずっとそばにあるツールです。
デジタル化が進み便利になる一方で、このようなドローイングの価値も上がっていくように考えています。
弊社では初回プレゼンは手描きドローイングが多いですね。常に対極にあるものを意識しています。
〈コヒノール〉TRIOGRAPH 1830/6B
絵描きイズミダ リー
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チェコのブランド〈KOH-I-NOOR〉の鉛筆。私にとって欠かせない存在です。
チェコの旅行中にふらっと立ち寄った画材屋さんで購入しました。それからリピートして購入してます。
極太軸三角鉛筆でラフ画も勢いよく描くことができます。使うたびに楽しかった旅行を思い出します。
〈パイロット〉フリクションボール 0.38mm
〈HERBSTAND〉平野真菜実
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学生時代からかれこれ10年近く愛用している、フリクションボールの0.38mm。
書き物のハードルをぐっと下げる、お馴染みの「消せるボールペン」。仮の予定もストレスなく手帳に残せるし、気持ちのままに手紙もかける。(なによりどこでも手に入る…!)長い間お気に入りの理由です。
〈LAMY〉の白い万年筆
写真家・原田教正
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〈LAMY〉の安価な万年筆。プロダクト感と手軽さがちょうどいい。
替え芯のパッケージが好きで、それ欲しさに買ったようなものだった。高級なそれとは違うカリカリとした書き味も悪くない。
〈ゼブラ〉のbLen(ブレン)
スタイリスト・宇藤えみ
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スケジュールや打ち合わせのメモは、いまだにデジタルより書く方が落ち着くので、常にペンは持ち歩きます。
持ち歩くペンは、シンプルなデザインで、カジュアルなモノがいい。とにかくすごく書きやすい。