ルドルパスとは、「遊びの空間」を表現する言葉。広い室内空間と高い機能性を兼ね備えたマルチユースな『ルノー カングー』は、ヨーロッパでルドルパスと呼ばれて親しまれてきた。1997年の登場以来、着実に進化を遂げてきた同車種は、2023年に3代目がリリース。アウトドアに、タウンユースに、その用途と目的を問わず、ファンたちを虜にしている。

これまでの歴史を振り返ると、特別限定車が数多く販売されてきた『ルノー カングー』。新型が登場してからは、「グリアーバン」というボディカラーの限定車『ルノー カングー ヴァリエテ』が発売されたが、その第2弾が展開される運びに。

今回は、ボルドー地方の葡萄畑の風景と重なるボディカラー「ルージュカルマンM」を纏った一台だ。

ルノー カングー ヴァリエテ
葡萄畑にインスパイアされた色をボディカラーに。ありそうでない発想。

ルノーの故郷は、フランス。その北東部に位置するボルドー地方は、いわずもがな世界的に有名なワインの産地のひとつである。カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめ、様々な品種の葡萄が栽培され、こだわり抜かれた製法でつくられたワインは愛好家たちを唸らせてきた。

その風景にインスパイアされ、エレガントなカラーを身に纏った今回の『ルノー カングー ヴァリエテ』は、ワインと同様にクルマを愛する人たちを唸らせる仕上がりとなっている。

マルチルーフバーを取り付ける男性
マルチルーフバー。クロスバーはルーフレールに格納することができる。

観音開きのバックドアを開けると、高さも十分な大容量のラゲッジスペースが現れる『ルノー カングー』だが、今回の限定車にはマルチルーフバーが標準装備に。たとえば家族でキャンプをはじめ大荷物の旅行をする際、ルーフキャリアをプラスすれば積載量で困ることはまずない。

他にも、パーキングセンサーやイージーパーキングアシストが搭載されているので、クルマは好きだけど運転に自信がないというドライバーにも寄り添う仕様となっている。また、スマートフォンワイヤレスチャージャーも装備。ちょっとした装備が、快適なドライブに果たす役割は大きい。機能的でスタイリッシュ。『ルノー カングー』はまさに最高のルドルパスだ。

ルノー カングー ヴァリエテ

ルノー カングー ヴァリエテ(ルージュ カルマンM)¥4,200,000~/150台限定