日本が世界に誇る〈グランドセイコー〉のブランドメッセージは “Alive in Time”。かねてより表現してきた、自然や日本の四季、そして職人技やそこに宿るスピリッツを体感できる、没入型のブティック〈グランドセイコーブティック 表参道ヒルズ〉が4月27日（土）にオープンする。
世界のファッションブランドが軒を連ねる表参道に面したショーウィンドウには、〈グランドセイコー〉のものづくりと親和性のあるアーティストが、このお店のために創作した作品を展示。独自の視点でプレゼンテーションされたアートピースは、文化の発信地を訪れる高感度な人々の視線を集めることになるだろう。国産の高精度な腕時計であり、正確で美しく見やすい時計を作り続けてきた〈グランドセイコー〉が、既存の愛用者に加え、新たなファンを魅了し続けることになる。
表参道に面した店舗入り口部分。多くの人の目に触れるウィンドウにアーティスト作品が。 
「刻（とき）の獅子」
創業100年を超える博多人形の工房「中村人形」の4代目中村弘峰が、グランドセイコーの象徴である獅子の紋章をデッサンに書き起こし、博多人形の技法で立体的に表現。日本の工芸との共通点を見つけた中村は、「グランドセイコーが生命の形をとったらどのような色となるのかを構想し彩色。グランドセイコーの腕時計を身に着けた時の誇りや勇気づけられるような体験を表現しました」と語る。
エントランス左手は組子細工の壁に。その後ろには象徴である獅子の紋章が浮かび上がる。
全世界のグランドセイコーブティックの中で唯一の特徴と言えるのが、エントランスを入って進んだメインスペース。店内は壁面のLEDによる映像と音楽に溢れ、ブランドメッセージである“Alive in Time”を体現する没入空間になっているのだ。グランドセイコーの新境地を提示する代表的なコレクション「エボリューション 9 コレクション」を手に取りながら、その世界観に包み込まれる感覚だ。
日本が世界に誇るグローバルブランドのメッセージ“Alive in Time”をこのような形で余すところなく表現できる店は、世界を見渡しても唯一ここだけだろう。老若男女、国際色豊かな人たちが集まる表参道に立地するということは、まさに“今、この時を生きる人へ”というブランドメッセージにもピッタリなのである。
SLGW003 1,452,000円 ＊8月9日発売予定
「エボリューション9スタイル」に則ったドレスウオッチとして、インデックスやベゼル、ラグの幅をすっきりと細くするなどデザインを一新。ケースの厚さは、9.95mmという薄型に仕上げで、重心を低くすることで快適な装着感を実現。ケースの素材は、軽くて硬く、傷がつきにくい「ブリリアントハードチタン」を採用。搭載される手巻ムーブメント「キャリバー9SA4」は、安定した精度につながる毎秒10振動という高い振動数と、最大80時間もの長い持続時間を実現した。巻き上げ時の心地よい感触と音を実現するため、「こはぜ」と「こはぜばね」の形状を新たに設計している。発売から先行して4月27日（土）～5日（日）の間、店頭でサンプルを見られる。
SLGW002 6,050,000円 ＊8月9日発売予定
約50年ぶりに生み出したグランドセイコー専用10振動の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9SA4」を搭載した数量限定モデルです。エボリューション9 コレクションならではの快適な装着性を実現するため、ケース厚は9.95mmと薄型でありながら重心を低く設計。
「エボリューション9 コレクション」のデザイン文法である「エボリューション9スタイル」に則ったドレスウオッチと言える。ケースや中留は、華やかな18Kピンクゴールドを採用。ダイヤルは美しい白樺の樹皮を思わせる型打ちパターンを施し、6時位置には、インデックスにも金無垢を使用していることを示すSDマーク（Special Dial マーク）を配置した。ムーブメントはSLGW002と同じ。発売から先行して4月27日（土）～5日（日）の間、店頭でサンプルを見られる。
SLGH005 1,210,000円
グランドセイコーの機械式時計の製造拠点「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くにある、壮麗な白樺群生地域を、ダイナミックな型打模様と繊細なカラーリングを施したダイヤルで表現した。メカニカルハイビートムーブメント「キャリバー9SA5」を搭載し、デュアルインパルス脱進機（高効率な脱進機）やツインバレル（二つの動力ぜんまい）を採用することにより、毎時36,000振動のハイビートでありながら最大巻上時には約80時間駆動を達成。また、独自の水平輪列構造によって薄型化を実現した。自動巻（手巻つき）。