肌だけではなく、心と体もケアすることができるといわれる精油。7月12日、国産精油など、植物原料の開発を独自に行う〈THREE〉が、香りの体験ができる〈AROMARIUM THREE〉を東京ミッドタウン日比谷にオープンした。
〈AROMARIUM THREE〉は国産原料の開発や精油の研究のために2022年に立ち上がった〈THREE ホリスティックリサーチセンター〉のオープンラボだ。ガラス張りのラボを覗くと、実際に研究員が精油の研究、抽出や調香をする様子を見ることができる。
さらに、ここでは実際に精油の調香ができるワークショップも毎日開催。予約不要の「THREE アロマブレンド ディフューザー クラフト」では、自分の好きな香りのディフューザーを作って持ち帰ることができる。15分ほどで完成するので、簡単に調香を体験したい人におすすめだ。
事前予約制で開催されるアロマワークショップ（予約制）では、精油を基礎から学び、アロマキャンドルやエアーリフレッシャーなど、月替わりのアイテムをつくることもできる。
店内の一角に〈THREE ホリスティックリサーチセンター〉の研究員が常駐。精油の蒸留の仕方や、素となる植物の組成の調査など、基礎的な研究を行っている。 
店内ではアロマブレンド体験を毎日開催。精油についてのレクチャーを受けながら、調香の体験ができる。（予約不要）
「THREE アロマブレンド ディフューザー クラフト」を体験
まずは香りの軸となるベースノートを3種類から選ぶ。香りは森羅万象をテーマにしており、四季に合わせた期間限定のブレンドが用意されている。9月末までは石、樹、雨の3種類。 
香りの第一印象となるカスタムノートを選び、ベースノートと混ぜる。どの香りにも合うように作られており、組み合わせによって違った調香ができる。 
ディフューザー液の中に流し込み、ムラがなくなるまでしっかり混ぜれば完成。 
空になったボトルとレシピカードを持って再び来店すれば、同じ香りを作ることも。
〈AROMARIUM THREE〉ではここでしか買うことのできない限定商品も販売している。〈THREE〉のハーブガーデンがある南阿蘇で採取後24時間以内に抽出したゼラニウム精油ほか、全30種類のエッセンシャルオイル。そして同じく南阿蘇のハーブをベースにしたオリジナルブレンドティーだ。
世界中から集めた精油。17種の国産精油を含む、30種類を取り揃えている。 
南阿蘇で育てた無農薬のハーブをベースにブレンドしたオリジナルブレンドティー。
植物の力を濃縮した精油。その研究の一端を覗きながら、新たな香りに出会える体験をしてみてほしい。