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トランペット奏者・黒田卓也が選ぶ一本。私の好きなナチュラルワイン

ここ10年で、ワインは難しいものから、一気に私たちに身近なお酒になりました。ナチュラルワインをカジュアルに楽しむワイン好きに聞いた、お気に入りの一本とは?

illustration: Hitoshi Kuroki / text: Maki Kakimoto

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気にせず飲んでいたものが
まさかのナチュラルだった。

黒田卓也

ニュースクール大学を卒業後から現在まで、ずっとNYの同じ家に住んでいるんですが、12年前、うちの玄関から通りを挟んだ正面に、ワインショップができたんです。そこでは知り合いのピアニストがアルバイトをしてたのもあり、4割引きで商品が買えた。そんなわけで通い倒し、それまで焼酎やビールだったのがワイン好きに。

最近、ナチュラルワインが流行っていると聞き、試しに飲んでみたけど、なんだかだしの味のみのお吸い物のようで、最初は自分には物足りなく感じたんです。合わないものだと思い込んでいたところ、気に入って飲んでいる赤ワインのラベルをよく見たら、なんとそれがナチュラルだった。

赤ワイン特有の主張が少なく、肉だけじゃなく、魚料理に合うから、おかしいと思ったんだよな(笑)。しっかりした味わいながら喉越しが良く、ゴクゴク飲めるところが気に入っています。

アンぺレイア ウンリトロ
アンぺレイア ウンリトロ/イタリア・トスカーナの海を望む、標高200mの丘陵地で栽培されたグルナッシュなど5種類のブドウを、それぞれ発酵させてアッサンブラージュ。「1lという大容量サイズも嬉しい。喉越しがいいので、コップに注いでグイ飲みしています」

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