ファンキーな造り手たちのパッションを味わう

未知の一本にチャレンジするのがナチュラルワインの楽しさですよね。個性的でファンキーな造り手が多い印象なので、どんな人がどんなふうに造っているのか、その味ができるまでの背景や彼ら自身の話を聞くのが面白い。
風土やブドウの個性はもちろんだけど、人となりも味に表れると思うから、その人のパッションに触れると、どんな作品に仕上がっているのか興味が湧いて、じゃあ試してみようかな、と購入する。幸い馴染みのワインショップがあるので、僕の好みも把握しつつ面白い一本を紹介してくれる。
このクレール・オブスキュルは、「今飲むならこれ!」と代々木上原の〈アコテ〉で薦めてもらった一本で、ロゼのような色調でまさにこの季節にいい感じ。「音楽で言うと低音が詰まっていて高音ギラギラ系で」なんていう無茶なリクエストに応えてくるのも楽しくて、僕の探究心を刺激してくれます。
