稀少な水牛チーズにオリーブオイル、
物語のある食べ物で充実の一日を
グラノーラも大好きなので、今まで見かけては買い、いろいろなお店のものを食べました。それぞれに特徴があり好みに近いものもあったのですが、甘さと香ばしさのバランスや食感、構成要素のブレンド比率でコレ!というものに、なかなか出会えず。朝ごはんであれこれ試して、やっと巡り合ったのが〈ウエストサイド カフェ〉のグラノーラ。クランブルがザクザクと大きくて食べ心地もいい。これは朝のために常備しておきたい一品です。
〈クルックフィールズ〉の日本での飼育は珍しい水牛のチーズにしても、〈オキオリーブ〉の摘んで即加工される和食に合うオリーブオイルにしても、〈寺田本家〉の酒造りの工程から生まれた発酵甘酒にしても、きちんとストーリーがある。味への興味はもちろんですが、そういうところにとても惹かれています。
今回、おすすめとして挙げた商品は、本当に吟味したものばかりです。しかし世の中には、まだまだ知らない食べ物が数え切れないほどある。朝ごはんで試し発見し続けていきたいと思います。


本場イタリアで修業を重ねたチーズ職人・竹島英俊さんが自ら日本では稀少な水牛を飼育。工房を牛舎に隣接させることで極限まで鮮度を高めたチーズ。「牛乳のチーズとはまた違い、水牛ならではのコクがある」

酒造りのスタートにできる酒母をベースにしたノンアルコールの発酵甘酒。米麹由来の自然な甘味と、乳酸菌由来の爽やかな酸味が両立。「絶妙なとろみと甘酸っぱさは、昔ながらの酒造りを守る酒蔵の甘酒ならでは」

ハニーハンター市川拓三郎さんが世界中から集めた蜂蜜を瓶詰め。グアテマラのコーヒーの花から採れる蜂蜜は深いコクがあり、「甘味のキレが良く高級食パンの風味を邪魔しない」。

フレッシュな香りの「ミッション種」の青い果実だけを手摘みし、収穫後4時間以内に搾油。「国際基準を凌駕する鮮度へのこだわりぶりに感服。鮮やかな緑色と鮮烈な香りにびっくり。喉に抜ける爽快感もいいです」

グルテンフリーのオーツ麦を主役に、パンプキンシードやゴマ、チアシード、メープルシロップまで様々な有機食材を組み合わせた。「理想のグラノーラ。食感も硬すぎず軟らかすぎず。甘さと香ばしさのバランスも好き」