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私の腕時計。アーティスト・Yaffleと「〈A.ランゲ&ゾーネ〉サクソニア・アウトサイズデイト」

メンズもレディースも超えて好みの一本を着ける人もいれば、一方で、道具として使い倒す人も。今、時計はより自由に楽しまれているといっていいかもしれません。アーティスト、プロデューサー、作曲家・Yaffleさんが語る愛のある一本の話。

photo: Jun Nakagawa / text: BRUTUS

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ライフステージで変化するデザインと機能で選ぶ機械式

リハーサル中など、スマホで時間が確認できないことも多いので、時計は重宝しています。何本かありますが、ライフステージで好みが変わります。成人した時〈フレデリック・コンスタント〉を購入し、全自動ムーブメントに目覚めました。その後、派手なモデルが欲しくなり、ペプシカラーの〈チューダー〉GMTモデルを。

一番気兼ねなく使いやすいのは父から譲り受けた1950年代製の〈ロレックス〉のサブマリーナー。最近はドレッシーなデザインが気になって、思い切って手に入れたのが〈A.ランゲ&ゾーネ〉。一見するとシンプルなのに、5大ブランドゆえの上品さと技術に惹かれて。最近はジャケットを着る機会も増えたので、いざという時の一本として重宝してます。

A.ランゲ&ゾーネ サクソニア・アウトサイズデイト
〈A.ランゲ&ゾーネ〉サクソニア・アウトサイズデイト
時刻とアウトサイズデイトに絞ったミニマルな一本。ケースは18Kピンクゴールド仕様。レザーベルトとのカラーリングも飽きがこない組み合わせ。「結婚指輪と色を合わせました。裏がスケルトンでムーブメントが見えるのがいいですね」

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