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私の腕時計。〈LYDIA〉代表・本田美奈子と「〈ジャガー・ルクルト〉レベルソ・デュオ ナイト&デイ」

メンズもレディースも超えて好みの一本を着ける人もいれば、一方で、道具として使い倒す人も。今、時計はより自由に楽しまれているといっていいかもしれません。〈LYDIA〉代表・本田美奈子さんが語る愛のある一本の話。

photo: Jun Nakagawa / text: Minori Okajima

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一生付き合うものだからこそちょっと変わった名品を

服もジュエリーも、そして時計も。基本的に人とあまり被らないちょっと変わったデザインが好きです。中でも特に思い入れがあるのが、2022年に夫から贈ってもらった〈ジャガー・ルクルト〉のレベルソ・デュオ。ベルトはもともとクロコのブラックでしたが、オーストリッチのイエローに付け替え。

ケースのローズゴールドとも相まって、手元を上品ながら個性的に見せてくれるお気に入りの一本です。時計作りのデザインは、ミリ単位の世界でさまざまな制約がある中、アップデートする必要がないほど既に完成されている点が素晴らしい。

年齢を重ねるごとにモノの背景にあるストーリーに惹かれるようになってきたのですが、その真骨頂が時計に表れているのかなと思います。

ジャガー・ルクルト レベルソ・デュオ ナイト&デイ
〈ジャガー・ルクルト〉レベルソ・デュオ ナイト&デイ
世界で最も古い歴史を持つともいわれるスポーツ競技「ポロ」を行う際、衝撃に耐えるために作られたモデル。「1つのムーブメントで2つの文字盤を動かすという、非常に複雑な構造が小さなサイズに詰まっているのが魅力」

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