クラシック曲は体に染み付き
いつだって頭の中で鳴り続ける
バレエダンサーである僕にとって、クラシックは生活の一部。レッスンをしたり、リハーサルで踊ったりする時はいつも流れているので、スタジオを離れても頭の中では次の公演の曲が鳴り続けていることもしばしば。クラシック音楽なしでは、僕の人生は成り立ちません(笑)。今回選んだのは、中でも特に気分が高揚する3曲。
世界的振付家、モーリス・ベジャールさんの作品はどれも大好きで、中でも1は主役の“メロディ”を踊らせてもらっている大切な作品。テレビ番組のロケで去年、ラヴェルの生家を訪ねたことは大きな喜びでした。
2は、まだ一度しか主演していませんが、これからもっと踊りたい作品。音楽に乗せて、忘れられない女性を思い狂気に堕ちていく男性を突き詰めたいですね。
3は子供の頃に映像で見た“ブロンズ・アイドル”が、踊りも音楽もカッコよくて強く印象に残っていて。この役はまだ踊ったことはありませんが、いつか挑戦したいです。
1. 「ボレロ」/ラヴェル
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2. 「《アルルの女》第2組曲よりファランドール」/ジョルジュ・ビゼー
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3. 「『ラ・バヤデール』よりブロンズ・アイドル」/レオン・ミンクス
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