アイドル文化からクラシックを読み解くと
新たな扉が開くかも⁉
クラシックをアイドル文化の観点から見ると、推し増しがあるかも⁉
1は、クラシック界のスター3人衆共作の珍しい曲。秋元康作詞、つんく♂作曲、ヒャダイン編曲みたいなものです(違う)。奏者は“カラヤンが見出した天才美人少女”アンネ=ゾフィー!これだけでアイドルっぽいんですが、セトリもアイドルライブっぽいんですよね〜。
2のアファナシエフの演奏は、作曲家の時代性や意図との“ズレ”がグルーヴ化して襲ってくるような感覚。私はアイドルのヘタウマな歌が好きなのですが、その良さって、技術によって隠されてしまう歌や人間の本質がムキダシになる瞬間にある。楽曲の構造をあらわにする演奏は、音楽の本質を改めて教えてくれます。
3のドヴォルザークはメロディメーカーとして現代的なセンスを持っていたと思います!一発で好きになるメロディ、指揮者もアイドル性高く、レコーディングも超一流。アイドルポップとしても勉強になる!
1. 「《F.A.E.ソナタ》から スケルツォ ハ短調」/ブラームス、ロベルト・シューマン、アルベルト・ディートリヒ
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2. 「ピアノソナタ第20番ハ短調 Hob. XVI: 20 第1楽章」/ハイドン
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3. 「交響曲第9番ホ短調 作品95《新世界より》」/ドヴォルザーク
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