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ずん・飯尾和樹が星野源に贈る音楽。「おいしいチャーハンを作りたくなった時の曲」

将来、いつか訪れる未来のために。人間、そして音楽家としての星野源をよく知る人物が贈る音楽のプレゼント。星野とのエピソードと一緒に、いつか彼に聴いてほしいと思う曲を選んでもらった。

本記事は、BRUTUS「星野源と、音楽と。」(2025年6月16日発売)から特別公開中。詳しくはこちら

text: Shunsuke Kamigaito

源君は相手の言いたいことを理解しようと粘ってくれる人で、一緒に答え合わせをして喜び合いたいと思わせてくれます。先輩や弁護士にしたい存在ですね。

映画『引っ越し大名!』の現場では、真夏日の撮影の中、アイスがあることを周囲に大声で伝えていて、「気配りができて、おまけに良い意味でクレイジーな職人肌だ!」と感じました。それからいっそう「この人が創る音楽を知りたい」となり、ホテルに帰って「SUN」を聴いた思い出。

「うちで踊ろう」では、窮屈な時でも楽しみを見つけてみようと教えてくれた源君。おかげでアスパラのベストなゆで時間を習得できました。源君も忙しいと思うけど、音楽と一緒に休息や料理を楽しんでください。

「What A Wonderful World」Louis Armstrong
制作中、源君のストイックな音楽五感はヘトヘトになるはず。作業の10分後くらいにこの曲を聴いて、五感を褒めながらクールダウンしましょう。

「東京音頭」
リズミカルな和太鼓も手伝って、程よく高揚しながらのんきな気分にしてくれると思います。「休みがないな~」と思った時に聴いてほしい。たぶん責任感が強い源君だと思うから。

「Beat It」Michael Jackson
おいしいチャーハンを作るには、炒めだしたらテンポ勝負。そのテンポと源君も大好きなこの曲のリズムが合ってます。源君の「創造」でも旨い野菜炒めが作れます。
No.1033「星野源と、音楽と。」ポップアップバナー